ケアサービス<2425>介護報酬の影響吸収し、19/3期下期より徐々に回復へ

2018/12/17

介護報酬の影響吸収し、19/3期下期より徐々に回復へ

アップデートレポート
(株)QUICK 豊田 博幸

19/3期上期の連結業績は3%増収、11%営業減益
19/3期上期の連結業績は、売上高が前年同期比3.3%増の43億97百万円、営業利益が同11.1%減の63百万円。主な事業別に売上高をみると、主力の介護事業が同2.3%増収の31億78百万円。18年4月の介護報酬改定によりサービス単価が低下したものの、積極的な集客の効果に加え、人材紹介子会社の寄与で増収を確保。エンゼルケア事業は獲得件数の増加により同7.1%増の9億33百万円。サービス付き高齢者向け住宅事業は同2.2%増の2億87百万円。

19/3期および20/3期の業績予想を据え置き
QUICK企業価値研究所による19/3期通期の連結業績予想を据え置き、売上高が前期比4%増の89億50百万円、営業利益が同10%増の2億60百万円とする。事業別の業績動向の見方も変わらない。介護事業およびエンゼルケア事業は増収増益を見込んでいる。続く20/3期の連結業績予想も据え置き、売上高が前期比5%増の94億円、営業利益が同54%増の4億円とする。主力の介護事業の堅調な拡大に加え、高採算のエンゼルケア事業の伸長も見込む。利益面ではドミナント化進展による効率性向上により、営業拠点強化による人員増の費用などを吸収するとみている。

中国ビジネスを見直し
これまで、中国ビジネスは現地企業との合弁などにより、規模の拡大を図ることを検討していたが、現地の事業動向などを踏まえ、コンサルティングや教育研修などを主体とした事業展開とする方針に決定。同社のノウハウを生かすには、同社が直接事業を運営するよりは、現地事業者に対して、コンサルティングや教育研修を担うなど事業者育成を優先すべきだと考えたためだ。中国でも、国内同様に堅実に事業を推進していく方針だ。

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