AOI TYO Holdings<3975>受注や進捗の弱さ踏まえ、当研究所の業績予想を減額

2018/11/12

受注や進捗の弱さ踏まえ、当研究所の業績予想を減額
アップデートレポート
(株)QUICK  清水 康之

テレビCM 制作大手のAOI Pro.とTYO の共同持株会社
AOI TYO Holdings は、テレビCM 制作大手のAOI Pro.とティー・ワイ・オーが経営統合に伴い17 年1 月に設立した共同持株会社。経営統合により業界トップに躍進。「広告映像制作事業」を主力に、「ソリューション事業」では、広告主との直接取引による複合的なメディア展開や、動画を活用したウェブプロモーションなど支援する。

採算重視の選別受注で上期は減収減益。注力事業の進捗も鈍い
18/12 期上期の連結業績は、売上高が前年同期比8%減の309 億円、営業利益が同26%減の17 億円だった。採算を重視した選別受注などの影響で、主力の「広告映像制作事業」が落ち込み、注力する「ソリューション事業」や「海外事業」の伸長で補いきれなかった。懸念されていたテレビ局へのCM 納品オンライン化に伴うプリント(記録媒体への複製業務)売上の減少は想定より小幅だったものの、一部で受注抑制の意識が高まり過ぎて受注高が弱含み。売り上げを伸ばした「ソリューション事業」や「海外事業」も期初の想定を下回る進捗となり、全体の上期業績は期初の上期計画を下回った。

来期に業績回復の見方に変更はない
上期の進捗を踏まえQUICK 企業価値研究所は、8 月時点の連結業績予想を減額、18/12 期通期の営業利益を40 億円→38 億円(前期比18%減)、19/12 期通期の同利益を44 億円→41 億円(同8%増)に、それぞれに引き下げた。「ソリューション事業」や「海外事業」が牽引し、19/12期には全体で前期比増収増益に転じる見方に変更はないが、プリント売上の減少が今期下期に加速する可能性が出てきたことや、主力事業を中心に足元の進捗が鈍いことなどを織り込んだ。

 

 

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