ウチダエスコ<4699>PC 更新や教育IT 化需要取り込み、収益拡大基調へ

2018/10/22

PC 更新や教育IT 化需要取り込み、収益拡大基調へ
ベーシックレポート
(株)QUICK 原田 大輔

マルチベンダー保守が強みのPC・ネットの保守サービス会社
1パソコンなどのハードウェア保守やネットワーク構築などが主力事業。ソフト開発や導入支援、オフィス空間の設計・施工、オフィス家具やOA サプライ品の販売なども手がける。内田洋行(8057)の連結子会社。多数のメーカーと保守の業務委託契約を結んでおり、ひとつのメーカーに縛られないマルチベンダー保守が他社と比べた強みとなっている。市場分野別では文教市場の売上高が比較的多いことも特徴。

18/7 期は営業減益。学校向け大型案件の剥落などが響く
18/7 期通期の連結業績は、売上高が前期比4%減の12,517 百万円、営業利益が同23%減の532 百万円だった。学校向け電子黒板・タブレット端末導入の大型案件剥落が響いた。ソフトウェア導入支援などを手掛ける「ソリューションサービス事業」も苦戦し赤字幅が拡大。全社では2 桁営業減益だった。ただ、大型案件剥落や特需の反動減がない2Qと4Q は増収であり、タブレット端末への対応強化や、マルチベンダーサポートの拡大などによる、新たな需要の取り込みが進んでいる。

PC 更新や教育のIT 化に伴う需要取り込みで収益拡大を予想
QUICK 企業価値研究所は、19/7 期通期の営業利益を前期比22%増の650 百万円、続く20/7 期も同8%増の700 百万円と予想。Windows7 のサポート終了などに向けたパソコンの更新や、学校でのIT 環境整備に伴う需要を取り込み、収益拡大が続くと見込む。
文教市場向けでは、プログラミング教育の必須化やIT を活用した学習活動の充実などを盛り込んだ新学習指導要領の全面実施が20 年度に迫り、学校でのIT 環境整備が加速する可能性が高まっている。現時点の業績予想に学校向け大型案件は織り込んでいないが、需要の取り込み状況次第では、今後の業績へのインパクトも小さくないだろう。

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