イートアンド(2882・JASDAQ スタンダード)

2012/07/02

数年間は着実な業績拡大が見込まれる
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 藤根 靖晃

四半期進ちょく/予定 通期財務状況 コンセンサス/目標株価 業種比較 業績トピックス

外食事業の出店増と食料品販売事業の配荷店舗拡大続く
12年3月期は会社計画をやや上回って着地した。外食事業は「大阪王将」業態を中心に新規出店が順調に進捗(純増36店舗)したことにより売上拡大、食料品販売事業は2010年秋冬から注力してきた関西地方をはじめとした配荷店舗の拡大(1年前と比べて約20%増)によって大きく伸びた。売上高の拡大とそれに伴うスケールメリットから営業利益率も前年度の4.9%から5.6%に向上した。 13年3月期は前年を上回る54店舗の出店純増を外食事業で見込むこと、食料品販売事業において配荷店舗増と餃子以外の製品の拡大が見込まれ、営業利益2桁増には現実感があるとTIWでは考える。外食事業では近畿地方を除けばまだ出店余地は大きく、出店数拡大によって確実に売上増加が期待できる。売上拡大ほどは販売管理費が増加しない構造にあり、営業利益率も趨勢的に向上する構造にあると考えられる。

5月29日決議の新株予約権の発行要項(行使条件)に注目
5月29日に新たに新株予約権の発行が決議された。注目されるのは向こう3 ヵ年の経常利益の金額を行使条件に設定していることである。 13年3月期1,165百万円、14年3月期1,330百万円、15年3月期1,523百万円、これら3期の合計が4,150百万円。この4つの条件を超過して満たせない限りは行使が出来ないとされている。13年3月期は会社計画と同額であるが、来期、再来期は14%超の経常増益が必要となる。設置された条件は決して低くは無く、会社側が業績拡大に自信を持っていることの表れと考えることも出来るであろう。

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