和田興産(8931・JASDAQ スタンダード)

2012/07/02

神戸を地盤とする老舗のマンションディベロッパー
ベーシックレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 堀部 吉胤

四半期進ちょく/予定 通期財務状況 コンセンサス/目標株価 業種比較 業績トピックス

阪神エリアが地盤の中堅マンションディベロッパー
神戸・明石・阪神間を中心とした地元密着の老舗マンションディベロッパー。近畿圏における供給戸数ランキングでは、毎年概ね10 位以内に入っている。30~40戸の中小型物件が中心で回転重視。不動産賃貸からスタートしたことから販売を外部委託しており、固定費を抑制し、市況の変化に機動的に対応できるようになっている。賃貸事業はワンルームマンション中心で稼働率、賃料とも安定的。業績の安定度は比較的高い。

12/2期に駆け込み需要を睨んで前倒しの仕入れを実施
6月26日に消費増税法案が衆院を通過し、消費税率引上げが決定的となった。当社では駆け込み需要を当て込んだ用地取得競争の激化を予想し、12/2期に前倒しで積極仕入れを行った結果、12/2期の仕入戸数は835戸(前期比289戸増)と期初計画の760戸を上回った。13/2期も引続き積極仕入れを行う方針で820 戸の仕入れを計画している。開発期間の短い30~40戸の中小型物件の用地を中心に仕入れを行っている。

13/2期業績は足踏みも、14/2期は大幅増益を予想
13/2期はマンションの引渡戸数の増加により前期比2 桁増収予想だが、営業利益は横ばい圏にとどまる見込み。これは、12/2期のマンションの粗利益率が21.0%とリーマンショック直後に仕入れた土地原価の低い物件が引渡時期を迎え、出来すぎといえる高水準だったことや、駆け込み需要の取り込みのために前倒しで販売を行うことに伴う販管費の増加が見込まれることによる。14/2期は12/2期、13/2期の高水準の仕入れによる増収効果がストレートに効き、大幅な営業増益になると予想される。

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