VTホールディングス(7593・JASDAQ スタンダード1、名証2部)

2012/07/02

M&A戦略で拡大続ける自動車販売大手
ベーシックレポート
㈱アドバンスト・リサーチ・ジャパン 遠藤 功治

四半期進ちょく/予定 通期財務状況 コンセンサス/目標株価 業種比較 業績トピックス

国内自動車販売堅調、経営効率改善続く
2012年3月期は営業利益で前期比12.5%増の66.6億円となり、3年連続で過去最高益を更新した。エコカー減税の効果などで新車販売が堅調に推移しているのに加え、傘下の各自動車販売会社の経営効率も、引き続き改善されていることが要因である。この流れは今期も続き、新車販売は上期を中心に好調、かつ、昨年度末に買収した2販社の収益貢献が今期から始まることで、会社側は営業利益で17.1%増の78億円を計画している。これに合わせ、今期の配当金は前年比6円増配の26円を予定している。

積極的なM&Aで国内外の販社獲得
当社はかねてから積極的なM&Aにより、国内外での自動車販社の獲得を続けている。今年3月には、国内で日産系、英国で三菱系販社をM&Aで取得した。元々はホンダ系販社から始まった当社であるが、これで傘下に4社の日産系販社を持つこととなった。その殆どが、永らく赤字経営を続けていた販社であったが、当社独自の経営手法の移植により、国内でも希に見る高収益体質に変革を遂げている。経営陣は、今期以降も、M&Aによる業容拡大には積極的で、そのM&A候補も国内にはまだまだ多く残っている模様である。

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