アサンテ<6073>営業プロセス改革の混乱が落着き1 人当り売上高が回復

2018/10/01

営業プロセス改革の混乱が落着き1 人当り売上高が回復
ベーシックレポート
(株)アイフィスジャパン  堀部  吉胤

白蟻防除のトップ企業
1970 年創業の白蟻防除を中心とした総合ハウスメンテナンス会社。東日本から西日本に事業エリアを拡大中で、現在21 都府県で事業展開。2003 年頃から約6 年続いた悪質リフォーム業者の社会問題化の影響を受け、多くの業者が破綻、事業縮小に追い込まれる中、当社は1979 年から各地のJA(農協)との提携を進め堅実経営を行ってきたことにより、この厳しい時期を乗り切り、11/3 期から業界トップに立った。売上総利益率が高く財務内容も健全。労働集約型産業で業容拡大には人員増が重要。

生産性の回復により1Q 業績は順調なスタート
19/3 期1Q(4-6 月)業績は、売上高42.9 億円(前年同期比6.6%増)、営業利益8.7 億円(同17.0%増)。期中平均従業員数は前年同期比2.8%減となったものの、17/3 期下期から着手した営業プロセス改革に対する営業マンの順応が進み、従業員1 人当り月間売上高が同9.7%増と生産性が大きく回復したことでカバーし、順調なスタートとなった。サービス別の売上高では、既存顧客向けが中心となる地震対策が前期からの流れを引き継いで好調だったとしている。営業プロセス改革や社員教育体制の強化による提案力の向上が功を奏しているもよう。

天候要因により7~8 月の月次売上高は苦戦も挽回可能な範囲
7 月、8 月と猛暑の影響により月次売上高は2 ヶ月連続で前年同月比3%前後の微減となったため上期の売上高は会社予想を1 億円程度下回ったとみる。ただし、経費等の想定が保守的であるとみられることなどにより、利益面では会社予想に近い線を確保したとみる。通期ではさらに挽回し、利益面では会社予想を達成可能とみる。
当社の基本戦略である西日本への事業エリア拡大に関しては、近畿圏での農協との提携に時間を要し、新規出店が約3 年半途絶えている。早期の新規出店を期待したい。

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