コスモスイニシア(8844・JASDAQ スタンダード)

2012/06/29

14/3期も高い利益水準を維持できるだろう
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 堀部 吉胤

四半期進ちょく/予定 通期財務状況 コンセンサス/目標株価 業種比較 業績トピックス

13/3期業績はマンションの引渡戸数の増加により急回復へ
12/3期決算は、リーマンショック後の用地取得の中断によりマンシ ョンの引渡しの端境期となり前期比20.9%減収ながら、棚卸資産評価 損の一巡、本社移転などによる販管費の削減を主因に営業利益は18.5億円(前期比31.3%増)と増益を確保。販管費の削減が想定以上に進 んだことから期初計画を6.5億円上回った。13/3期は2010年2月からの用地取得再開後の物件が通期で寄与し、 マンション分譲の売上高が急回復する見込み。マンションの粗利益率 は17.2%(同3.9pt減)とリーマンショック前に用地を仕入れた低採 算物件が足を引張ることなどから悪化予想だが、増収効果により業績 急回復見込み。尚、会社業績予想は、期末竣工予定の4物件の期ずれ の可能性を考慮し、レンジ予想になっている。

劣後株式の転換が完了し、次の焦点は優先株式の償還に
株価急騰を受け3月以降、劣後株式の普通株式への転換が一気に進 み、4月16日に転換が完了した。次の焦点は金融機関が保有する305億円の優先株式の償還。期間利益を原資に全額償還方針としており、13/3期業績の見通しがある程度固まった段階で、第1回の償還額及び 実施時期を発表するとみられる。14/3期業績は用地仕入れが遅れ気味であったことから大幅な反動が 懸念されたが、12/3期末時点で1,000戸相当の用地を確保できたため 高い利益水準を維持できる見通し。マンション用地の取得競争激化に 対応し、リノベーションマンション、REIT向けの賃貸マンションの共 同開発事業など周辺ビジネスへの取組みを本格化している。

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