新田ゼラチン<4977>売上高を若干下方修正したが、利益は着実に拡大 へ

2018/09/13

売上高を若干下方修正したが、利益は着実に拡大 へ

アップデートレポート
(株)QUICK 伊藤健悟

1Qは小幅営業増益の滑り出しに
19/3期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比2%減の90億円、営業利益が同5%増の2.9億円となった。コラーゲン素材事業は、北米でのカプセル用ゼラチンの競争激化やコラーゲンペプチドの苦戦で減収になったものの、工場の稼働安定によるコスト低減効果などで利益は拡大。フォーミュラソリューション事業は接着剤の販売低迷や原料高の影響で2桁の減益だったが、連結全体で小幅営業増益となった。ただし、営業外収支の悪化と特別損失の発生で経常利益、純利益は減益を余儀なくされた。

拡販と原料市況下落で今期は増益を見込む
19/3期通期の連結業績についてQUICK企業価値研究所では、従来予想を売上高380億円→375億円(前期比1%減)、営業利益12億円(変更なし、同10%増)、純利益9.0億円→10億円(前期は6.2億円の赤字)へ修正する。従来は、国内でコンビニエンスストアの惣菜用ゼラチンやコラーゲンペプチド、フォーミュラソリューション事業の食品材料などの販売が拡大するとともに、豚皮など原料市況が下落に転じて採算も改善し、増収、増益になるとみていた。こうした見方に変更はないが、足元の販売がやや伸び悩んでいるため、売上高の見通しを小幅減額。純利益は、接着剤事業の再編に伴って想定以上の特別利益が発生する見込みとなったため、上方修正した。翌20/3期は売上高が前期比7%増の400億円、営業利益が同50%増の18億円と、数量増と高付加価値化の進展による一段の業績拡大を見込む。

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