三洋貿易<3176>3Q累計は好調に推移。当研究所予想を上方修正

2018/09/13

3Q累計は好調に推移。当研究所予想を上方修正

リサーチノート
(株)QUICK 中村宏司

機械資材セグメントなどの伸長で18/9期3Q累計は6%営業増益
18/9期3Q累計の連結業績は、売上高が前年同期比17.4%増の59,294百万円、営業利益が同6.3%増の4,270百万円。機械資材部門などの伸長で増収増益となった。
セグメント別には、化成品は売上高が同7.5%増の21,656百万円、営業利益が同1.4%増の1,364百万円。自動車向けを中心に合成ゴムや副資材の販売などが好調。機械資材は売上高が同23.1%増の20,019百万円、営業利益が同15.7%増の2,417百万円。自動車内装用部品の販売が伸びた上、バイオマス大型案件が実現したことから、大幅な増収増益となった。海外現地法人は売上高が同33.3%増の14,395百万円、営業利益が同18.2%増の714百万円。米国、中国、タイで自動車部品を中心に販売を伸ばした。一方、国内子会社は売上高が同1.4%減の3,074百万円、営業利益が同16.8%減の337百万円。子会社のコスモス商事において、前年同期に好調だった地熱分野での建材販売・レンタル事業の低迷が響き減収減益となった。

18/9期通期の会社計画を上方修正。3%営業増益へ
会社側は18/9期通期の連結業績見通しについて、売上高を74,300百万円→80,000百万円(前期比18%増)、営業利益を4,950百万円→5,070百万円(同3%増)と期初計画を上方修正した。3Q累計業績は、自動車関連商材などの販売が好調だったことから、当初予想を上回って推移。4Qもグローバルな不確実性として、米国通商政策の保護主義化に伴う貿易摩擦や各国金融・資本市場の変動の影響、東アジアおよび中東情勢等の地政学リスクなどの懸念材料はあるものの、自動車関連商材を中心に底堅く推移する見通しであることから会社計画を上方修正したと説明している。
業績見通しを上方修正したことから、1株当たり年間配当金についても、59円→62円(前期比3円増配。上期末30円、期末32円)と期初計画を上方修正した。

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