ディーブイエックス(3079・JASDAQ スタンダード)

2012/06/14

厳しい事業環境下ながら業績好調
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 杉山 勝彦

四半期進ちょく/予定 通期財務状況 コンセンサス/目標株価 業種比較 業績トピックス

2012年3月期は予想を上回る増収増益を達成
心臓疾患系医療機器・器具の販売会社で、ペースメーカーなど不整脈疾患関連機器のほか、心筋梗塞など虚血性心疾患関連機器も扱う。2012年3月期(非連結)は、前期比13.8%の増収を達成し、営業利益は同14.5%増、経常利益も同11.3%増と2ケタの増収増益になり、11年11月の中間決算発表時に公表された会社側の上方修正予想値および今年2月のTIWの予想値をさらに上回る好決算になった。東日本大震災の影響で東北各県、茨城県における販売が低調に推移、顧客からの販売価格引下げ要請も強かったが、上半期は頻脈治療用のICD(植込み型除細動器)、下半期は電極カテーテルの販売がそれぞれ好調に推移、また、これまで手薄だった西日本における拡販が功を奏した。

2013年3月期も着実な増収増益見通し
今2013年3月期は、不整脈関連製品を中心に償還価格(保険適用価格) が改定され、同社の取扱商品については約7%程度の引き下げになるなど、厳しい事業環境が続く見通し。このため、同社では、前期に続き販売エリアや新規顧客の獲得に注力するとともに、利益率の高い虚血事業、とくにエキシマレーザー治療システムの育成を進める方針。エキシマレーザー治療システムについては、すでに保険適用が認められている心臓内のリード線抜去システムに加えて、今年7月から冠動脈の病変部蒸発除去システムにも保険が適用されることになり、市場が大きく開けてきた。 TIWでは、新規顧客の獲得とエキシマレーザー治療システムに期待、今2013年3月期は前期比7.4%の増収、同9.9%の営業増益を見込む。

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