ワッツ (2735・JASDAQ スタンダード)

2012/04/26

上期は37%営業増益。アジア展開など成長戦略推進
リサーチノート
㈱QBR 堀内 敏成

順調な新規出店、販売好調で、上期は10%増収、37%営業増益
同社の12年8月期上期(11年9月~12年2月)の連結業績は、順調な新規出店、既存店の販売好調な どを背景に、売上高203億円(前年同期比10.1%増)、営業利益10.6億円(同36.5%増)、純利益6.0億 円(同27.6%増)となり、会社期初計画(売上高199億円、営業利益9.4億円、純利益4.7億円)を上回 った。第2四半期(11年12月~12年2月、2Q)の3カ月に限れば、連結業績は、売上高103億円(前年 同期比7.0%増)、営業利益5.7 億円(同8.6%増)、純利益2.9億円(同6.9%増)と増収増益だった。

新規出店(直営店)は期初計画を19店舗上回る
上期の新規出店は(100円ショップ直営店)は62店舗となり、会社期初計画(43店舗)を19店舗上回った。通期の出店計画は94店舗。また、上期の閉店は20店舗であった(会社通期計画は40店舗)。一方、 FC店は60店舗を閉鎖したが、うち54店舗がミドリ薬品(本社:鹿児島市)とのFC契約解消によるもの。 ミドリ薬品が10年4月、マツモトキヨシHD(コード3088)の完全子会社となったことを受けた措置であ る。

直営既存店売上高は前年同期比2.7%増加
上期の直営既存店売上高は前年同期比2.7%増加した(期初公表の会社通期計画は前期比0.6%減)。四 半期別では、1Qが前年同期比3.4%増、2Qが同2.1%増。客数の伸び(上期は既存店ベースで同2.7%増) が販売好調に結びついており、自社開発のお買い得商品「ワッツセレクト」の強化などが客数増に貢献し た。「ワッツセレクト」は10年8月期末で22品目であったが、11年8月期末には121品目まで増加。さら に、今上期末には141品目に達した。これにより、面展開による効果的な訴求が可能となり、販売増につ ながった。会社側は今後、品目数の伸びは抑制し、消費者のニーズに対応しつつ、商品の入れ替えを進め るとしている。

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