ケアサービス<2425>1Qはほぼ想定通りに推移。中国ビジネスは順調

2017/08/30

1Qはほぼ想定通りに推移。中国ビジネスは順調

リサーチノート
(株)QUICK 豊田 博幸

1Q実績はほぼ想定通り
18/3期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比0.4%増の21.1億円、営業損失が46万円(前年同期は38百万円の損失)に縮小。主力の介護事業を中心に拠点の統廃合を進めており、売上高は小幅な伸びにとどまったが、拠点統廃合による効率性上昇から売上総利益率が9.0%→11.6%に改善。販管費は介護スタッフの待遇改善や、新規採用者のコストの増加から同7.9%増となったが損益は改善した。効率性の上昇が若干想定を超えていたが、全体的にみると、ほぼ想定内の決算だったと、QUICK企業価値研究所では考えている。主要事業の業績動向をみると、主力の介護事業は、売上高が同1.1%減の15.4億円ながら、デイサービスの稼働率向上や、拠点の統廃合による経費圧縮などにより営業利益は同43.1%増の1億79百万円。同部門の売上高営業利益率は11.6%と、15/3期2Q(13.0%)以来、11四半期ぶりに10%以上になった。エンゼルケア事業は、売上高が同7.7%増の4.3億円、営業利益は同38.2%増の68百万円。施行件数の増加により増収増益となったが、同部門の売上高営業利益率としては15.9%と、過去の水準に比べやや低調だった。

18/3期および19/3期の当研究所予想は据え置き
1Q実績と、足元の動向を踏まえ、当研究所による18/3期通期の連結業績予想を据え置き、売上高が前期比4%増の88.0億円、営業利益が同11%増の2.6億円とする。事業別の業績動向の見方も変わらない。介護事業が同4%増収の63億円、営業利益が同2%減の5.0億円を予想。売上高は拡大を見込むが、中国ビジネスの強化や人員増が響き、営業利益は減少する見通しだ。エンゼルケア事業は国内での事業所拡充効果や、中国ビジネスの立ち上げもあり、売上高は同7%増の19億円を見込む。営業利益は人件費増や中国の立ち上げ費用を吸収し同17%増の4.6億円を予想する。なお、会社による18/3期通期計画も据え置かれ、売上高が87.1億円(同3%増)、営業利益が2.4億円(同3%増)としている。
続く19/3期の連結業績予想も据え置き、売上高が前期比5%増の92億円、営業利益が同27%増の3.3億円を見込む。主力の介護事業の堅調な拡大に加え、高採算のエンゼルケア事業の伸長が寄与する見通し。加えて、中国ビジネスの順調な拡大により増収増益を見込む。

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