日進工具(6157・JASDAQ スタンダード)

2012/04/03

採算性が向上。13/3期も2桁営業増益を予想
アップデートレポート
㈱QBR 谷林 正行

売上総利益率が上昇
12年3月期第3四半期累計(11年4-12月)の連結業績は売上高4,404百万円(前年同期比18%増)、営業利益866百万円(同41%増)となった。 今期に入ってから売上高は高水準が続いている。東日本大震災やタイ の洪水は顧客の生産活動にはマイナスとなったが、サプライチェーン寸断のリスクが認識されたことにより、在庫投資として工具類のニー ズが高まった模様。生産面では、第1四半期(同年4-6月)に震災の影響を受けたが、第2四半期(同年7-9月)以降は売れ筋の生産に努め、 稼働率が高まった。つれて、売上総利益率も上昇した。

12/3期、13/3期のQBR予想営業利益を増額
会社側は12年3月期通期の連結計画を上方修正した。今期3度目の 増額で、売上高は5,700百万円→5,720百万円(11/3期比15%増)、営 業利益は860百万円→930百万円(同17%増)へ。QBRの連結予想も修正 した。売上高の5,900百万円(同19%増)は変えていないが、営業利益 を950百万円→1,000百万円(同26%増)に増額。第3四半期までの進 捗を受け、売上総利益率の前提を引き上げた。 QBRの13年3月期の連結予想も売上高6,450百万円(12/3期QBR予想比9%増)を据え置くが、営業利益は採算面の前提を見直し1,050百万円→1,100百万円(同10%増)に上方修正した。主要顧客のうち、電 機業界ではスマートフォンなど微細加工が必要な製品が順調に伸び、 自動車業界は震災や洪水の影響が一巡し生産が増加する見込み。同社製品の実需が伸びるとみて、増収・営業増益が続くと予想する。

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