コスモスイニシア (8844・JASDAQ スタンダード)

2012/03/16

1 3 / 3 期はマンション売上高が急回復へ
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 堀部 吉胤

12/3 期業績は会社計画を上回って着地しよう
12/3 期3Q 累計(4-12 月)の営業利益は1.1 億円(前年同期比79.4% 減)と2Q 累計(4-9 月)の▲13.6 億円から黒字に転じた。リーマンシ ョック後に停止していたマンション・戸建用地の仕入れを2010 年2 月 から再開し、再開後の物件が3Q(10-12 月)から引渡(売上計上)時 期に入ってきたことや、本社移転などによる販管費の削減などによる。 通期会社業績予想は据置かれたが、販管費の予想が非常に保守的で あることなどから、営業利益は会社予想の12 億円を上回って18 億円 程度と一転して前期比増益で着地すると考える。EPS の算出に当たって は、優先株式の配当6.17 億円を控除して算出するため会社予想EPS は マイナスだが、プラスとなろう。

13/3 期業績は急回復見込みで優先株式の償還を検討へ
事業再生計画の最終期となる13/3 期業績は、マンション用地仕入れ 再開後の物件が本格的に引渡期を迎えるため、マンション分譲の売上 高が急回復し、大幅な増益が見込まれる。これを受け、13/3 期決算後 に、優先株式の償還を検討するとみられる。 14/3 期引渡分のマンション用地の仕入れは、まだこれからが本番。 夏場頃までに適正な価格による用地取得が順調に進展するかが14/3 期 業績を大きく左右する。首都圏マンションの販売環境は堅調ではある ものの、販売価格の値上げが可能なほどではなく、労務費上昇による 建築工事費の上昇懸念もあるため、用地取得競争が厳しさを増す中で も慎重に用地取得を進める方針。

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