マックハウス<7603>3Q累計は減収、大幅減益も直近3カ月の採算は改善

2017/02/06

3Q累計は減収、大幅減益も直近3カ月の採算は改善
リサーチノート
(株)QUICK   佐久間  聰

値引きセールの抑制が寄与し、3Qの売上総利益率は4期ぶりの高水準
今17/2期3Q累計の単独業績は、売上高が前年同期比5%減の253億円、営業利益が同51%減の3.5億円となった。
3Q末の店舗数は444店舗。新規出店は4店舗、閉店は12店舗となり、差し引きで前16/2期末の452店舗から8店舗減少した。売り上げ面では、赤字店舗の削減による全体の店舗数の減少に加え、3Q累計の既存店売上高が同2.0%減だったことも響いた。同社は客数増のため商品の低価格化を進めているが、既存店客数は16年7月までは前年同月比プラスが続いていたものの、続く8月と9月は台風等天候不順の影響などでマイナスだった。10月、11月は再び増加に転じたが、それぞれ低い伸びにとどまった。この結果、3Q累計の既存店客数は同2.7%増と失速(上期は前年同期比5.8%増)。一方、客単価は同4.6%減だった。
商品別売上高では、その他(インナー・レッグウェア、ビジカジ、雑貨など)が前年同期比4.4%増と順調。実需商品であるインナー・レッグウェアやビジカジ(メンズジャケット)を中心に拡大した。しかし、その他以外の商品は店舗数の減少の影響もあり総じて不振。メンズは、トップスが同10.7%減、ボトムスが同2.3%減だった。レディースも、トップスが同5.7%減、ボトムスが同7.9%減となり、キッズも同5.0%減だった。
利益面では、今17/2期3Q累計の売上総利益率は48.4%と前年同期の47.2%から改善した。しかし、減収を補えず、販管費が若干増加した影響もあり、大幅な減益。
3Q(16年9月~11月)だけをみると、売上高は前年同期比7%減、営業利益は同8%減と減収減益。既存店売上高が同5.8%減だったことが響いた。しかし、売上総利益率は51.3%と前期3Qの47.3%から大きく改善した。値引きセールを抑制したことが功を奏した様子。会社側によれば、これまで客数の増加に注力してきたが、天候不順の影響などで売り上げが落ち込む中、利益の確保を優先する必要があった。四半期の売上総利益率が50%を超えたのは13/2期3Qの50.2%以来で4期ぶりの高水準。上述した3Q累計の売上総利益率が前年同期を上回った要因となった。

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