アサンテ<6073>採用環境が厳しい中でも人員採用は順調

2017/01/17

採用環境が厳しい中でも人員採用は順調く
アップデートレポート
(株)アイフィスジャパン  堀部  吉胤

17/3期業績は計画よりも若干弱含みで推移
17/3期2Q累計(4-9月)業績は、売上高79.9億円(前年同期比8.7%増)、営業利益15.0億円(同8.4%減)。一過性の退職給付費用の増加1.89億円により営業減益となったが、この影響を除くと3.1%営業増益となる。期初会社予想に対しては、売上高は0.87億円、営業利益は0.73億円、それぞれ下回った。売上高の未達は白蟻防除の更新率が計画ほどには向上しなかったことなどによる。2Q末の人員数が1,034人(前年同期末比105人増)と近年になく採用が好調だったことによる人件費増や広告宣伝費の積極投入など費用はほぼ計画通り支出されたため、売上高の計画未達が営業利益にほぼストレートに響いた。
月次売上高の開示による3Q累計(4-12月)の売上高は112億円(前年同期比7.9%増)と3Q(10-12月)にやや失速した。

人員採用、支店開設の動向が注目点
通期会社業績予想は期初予想が据え置かれ、売上高144億円(前期比9.0%増)、営業利益21.6億円(同7.1%減)。退職給付費用の増加を3.77億円見込んでおり、この影響を除くと9.2%営業増益。3Q累計の売上高からみて通期の売上高計画の達成は困難な情勢であり、若干下回ろう。連れて営業利益も計画には届かないとみる。
18/3期は退職給付費用の増加の剥落により大幅増益が見込まれる。中期的な成長の鍵は、人員増と農協等との提携を前提にした西日本への事業エリアの拡大。引続き採用環境が厳しい中、好調な人員拡大が持続するか、2015年4月の奈良支店開設を最後に途絶えている支店開設が進展するかに注目したい。

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