クレスコ<4674> IT投資の勢いは強く受注は堅調、後半挽回が期待される

2017/01/16

IT投資の勢いは強く受注は堅調、後半挽回が期待される
アップデートレポート
(株) アイフィスジャパン  高田 悟

上期は先行費用増や一部子会社出遅れから減益、計画未達
17/3期上期(4-9月)は主力2事業がともに増収となり前年同期比6.7%増収となった。営業利益は増収により粗利益が増加したが、本体での本社増床とリニューアル等によるコスト増、ベア実施による人件費増加などの費用増加が響き同6.4%減と減益となった。また、当社計画対比では営業利益は急な退職者発生による外注費の増加や高収益案件の先送りなどにより主要子会社の一部が出遅れたことなどから計画を129百万円下回った。なお、主要2事業セグメントの売上高は比重の大きいソフトウェア開発が主力の金融分野向け堅調などにより同6.0%増収となり、一方、組込型ソフトウェア開発は通信システム分野でのスマホ関連の規模縮小をカーエレクトロニクス関連やデジタル情報家電、医療機器、制御系の好調で補い同10.2%増収となった。

当社は期初計画を維持、通期で最高益更新見込みに変化なし
上期が計画未達となり17/3期通期計画遂行に遅れはあるが、主に3Q(10-12月)の売上への寄与が見込まれる2Q(7-9月)の受注状況は戦略的なIT投資の勢いに衰えが見れぬ中、好調だ。2Q受注高は前年同期比14.6%増と大幅に増加した。足下の堅調な受注状況や出遅れた子会社でリカバリー施策を実施していることに加え、(株)エヌシステム子会社化効果(期初予想に含まず)が見込めるため下期(10-3月)に挽回を想定し、当社は中間時点で過去最高益を見込む通期計画を据え置いた。筆者も後半挽回を見込むがややハードルが高いと見て若干当社通期計画未達を予想。なお、昨年夏に本社27階にフューチャーセンターを新設。これを機にクリエイティブな取組みを加速して行く方向。

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