トランザクション (7818・JASDAQ スタンダード)

2012/03/01

企画・デザイン・品質管理に強みを持つファブレス企業
ベーシックレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ 藤根 靖晃

コアのビジネスモデルに強み、機能別分社体制
同社グループ(同社並びに子会社6 社)は、一般雑貨製品、エコ雑貨製品、ヘルスケア&ビューティ雑貨製品等の製品において企画・デザインから生産委託・品質管理・販売まで一貫して手掛けているファブレス企業である。グループ各社は、企画・開発、設計・デザイン、生産委託・品質管理、アッセンブリ・印刷・加工など機能的に分社化され、グループ間の効率性、シナジー発現を高めることを狙いとしている。
生産に関わるノウハウやリソースを共有しつつ、受注生産であるカスタムメイド製品と自社オリジナル製品の両方を手掛け、リスクを抑制し、多岐にわたる分野の展開を可能にしている。

生産地のシフトと海外販売への布石
同社は、生産地を国内から中国の工場へとシフトさせてきたが中国の人件費高騰や政治リスクを緩和するためにタイ、バングラディッシュ等の生産工場を開拓している。また、これまでは日本国内での販売が殆どであったが、中国やアジアでの製品販売の拡大を目指している。上海や香港での各種展示会への出展など、販売パートナー企業の開拓を進めるとともに、Alibaba.com などネット販売にも注力している。

2012 年8 月期は会社計画の過達が期待される
2012 年8 月期1Q(9-11 月)業績は、売上高2,210 百万円(前年同期比18.9%増)、営業利益150 百万円(同2.0 倍)であった。1Q 決算の売上高は会社計画予算に対しては10%程度上回って着地した模様。前年度の3Q(3-5 月)頃から在庫を積み増してきた効果が表れており、特定の製品のヒットではなく全般的に伸びている。
2Q(12-2 月)以降も情報通信関連、出版関係、医薬品業界向けなどカスタムメイド製品の案件が増えていることに加えて、海外展示会への出展効果などが見込め、通期会社計画は超過して着地すると予想。

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