ディーブイエックス(3079・JASDAQスタンダード)

2012/02/28

心臓疾患系医療機器の販売会社として成長中
ベーシックレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 杉山 勝彦

不整脈関連製品から虚血関連製品に展開
輸入品を主とする心臓疾患系医療機器・器具の販売会社。(1)徐脈(弱 い脈拍)を治療するペースメーカーなど不整脈疾患関連機器を、主に海 外メーカーの日本法人から仕入れ、代理店として医療施設に販売する 不整脈事業と、(2)主に海外メーカーの総代理店として、虚血関連製品 を直接輸入して、代理店経由により医療施設に 販売する虚血事業を展開する。医師との対話と 症例のデーターベースが武器。2年ごとに見直 しが行われる償還価格(保険適用価格)の引き下げ の影響はあるが、販路の拡大と、新製品の導入に よってカバーし、成長を続けている。

不整脈関連製品が主力だが、高採算の虚血事業に注力
売上高の80%強が不整脈関連製品で、徐脈を治療するペースメーカ ー、頻脈を治療するICD、心不全用のCRT-D、電極カテーテルが主力製 品。他方、売上高の約16%を占める虚血事業は、自動造影剤注入装置 を主力に、エキシマレーザー血管形成システム、血管処置用バルーン カテーテルなどで構成される。不整脈関連製品は、償還価格引下げの 影響が大きく、売上総利益率は10%台だが、虚血関連製品は高採算で、 売上総利益率は40%前後に達する。このため、同社は、不整脈事業で 販売エリアを拡げる一方、虚血事業の拡大に注力中。

2012 年3 月期は再度の上方修正の可能性も
2012年3月期の1-3Q累計業績は、2010年における償還価格の引き下げ の影響が懸念されたものの、不整脈事業、虚血事業とも販売エリアの 拡大に成功、販管費の圧縮も寄与し、前年同期比13.5%の増収、同 33.2%の営業増益を達成した。同社は、2012年3月期の通期業績見通し について2011年11月に上方修正したが、TIWでは、再度の上方修正の可 能性もあると考える。また、来2013年3月期業績も引き続き増収増益を 確保できるとTIWでは予想する。

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