日本動物高度医療センター<6039>ペット向け高度医療施設として存在感高まる

2016/09/26

ペット向け高度医療施設として存在感高まる

ベ ー シ ッ ク レ ポ ー ト
㈱ ア イ フ ィ ス ジ ャ パ ン 杉山  勝彦

民間では唯一のペット向け高度医療施設 
一般の動物病院では対処困難な重篤の患者動物(犬と猫)に精密検査、高度医療を専門的に施す二次診療施設の運営会社で、MRIやPET-CTなど人間用の先進医療機器を駆使し、専門的な知見と技術に長けた獣医師の診療を特徴とする。現在、民間の二次診療施設は同社のみ。
専門性を高め、高度な二次診療に集中するために、かかりつけの動物病院からの紹介に限定した完全予約制を採用しており、とくに、一貫した治療を施すことができる連携病院(現在3,118病院)の拡大 に力を入れている。 。

ペットの家族化、高齢化で高度医療へのニーズが高まる
人間の少子化と同様、近年、犬と猫の飼育頭数はやや頭打ち傾向にあるが、家族同然にかわいがる「家族化」に加え、診療技術の進歩と相まって「高齢化」が進行している。この結果、人間と同様、成人病(生活習慣病)による重篤な患者動物の数も着実に増加傾向にあり、高度医療を施す二次診療施設に対するニーズは急速に高まっている。日本動物高度医療センターと同様の診療を施す施設は、実質的には獣医科を持つ全国16の大学の付属病院のみ。しかし、大学付属病院は研究・教育に多忙なことからニーズに応じ切れないのが現状で、民間唯一の二次診療施設としての同社の存在は大きい。

市場拡大に対応し、分院の建設を進める
現在は、川崎の本院と名古屋の分院の2拠点で診療しているが、首都圏でのニーズが高いことから、17年夏に東京分院(仮称)を開業予定、さらに、18年秋以降に大阪分院も開設する計画である。その後も主要都市に分院を設置する方針だが、拠点拡大に伴う固定費の増加は診療件数の拡大でカバーできる見通しで、着実な増収増益が期待されよう。

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