システム ディ (3804・JASDAQ スタンダード)

2012/02/16

学園運営用パッケージソフトを中心に事業展開
ベーシックレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ杉山 勝彦

学園運営用パッケージソフトが全売上高の3 分の2
大学から幼稚園、小学校までの学園運営向けソフト、フィットネス クラブなどのスポーツ施設運営ソフトを主力とする、特定業種向けパ ッケージソフトの開発・販売会社。全売上高の3分の2を占める学園運営 向けソフトは、私立の大学・高校向けが主流だが、近年は、公立の小中 高校への普及に注力している。 また、一般企業や公益法人向けの コンプライアンスやコーポレート ・ガバナンス管理用ソフト事業も軌 道に乗り始めている。今後はクラ ウド型ソフトの拡大に期待する。

07年9月期以降の業績低迷から脱出の兆し
過去の業績の推移をみると、06年9月期をピークに下降傾向を辿って きた。07年8月に顕在化した米国のサブプライムローン問題に始まり、 リーマンショック、ユーロ通貨危機、東日本大震災、計画停電などを 背景に、学園を含めた国内の情報化投資の繰り延べ状態が続き、競争 激化による販売単価の下落に見舞われたためである。システム ディで は、公立学校や小規模スポーツ施設向けを中心にクラウド型ソフトを リリースし、成果が出始めている。収益の基礎になる累計ユーザー数、 サポート件数も着実に拡大しており、事業全体に明るさが出てきた。

12年10月期は新製品が寄与、会社側の予想を上回る展開も
12年10月期(連結決算)は、上半期(11年11月~12年4月)は現状の厳し い環境下で業績の足踏みが続く見込みだが、下半期(12年5月~10月)に は、各事業分野での新製品が寄与する見通しで、業績の持ち直しが期 待されよう。会社側では、12年10月期(通期)について9.5%の増収、 12.9%の営業増益を予想している。TIWでは、出足の数ヶ月の販売状況 が会社側の想定を上回るペースで推移、新製品の寄与も会社側の想定 よりも大きいとみなされるため、会社側予想を上回る業績を予想する。

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