ビーロット<3452>円高進行でも不動産投資市場に変調はみられない

2016/08/08

円高進行でも不動産投資市場に変調はみられない
アップデートレポート
(株) アイフィスジャパン  堀部  吉胤

仕入れは好調で売却環境も引続き良好
16/12 期1Q(1-3 月)業績は、売上高6.8 億円(前期比76.1%減)、営業利益1.8 億円(同49.0%減)。前年同期に大型のホテル再生案件の売却19.7 億円があった反動で大幅減収減益。物件売却はレジデンス1件3.3 億円にとどまったが、需要期の不動産コンサルティング事業が急伸。このため通期業績予想に対する進捗率は、売上高が6.1%にとどまったものの、営業利益では19.2%となった。
売却が少なかった一方、仕入れは5 件、35 億円程度と非常に好調で、通期会社業績予想達成に必要な仕入れにほぼ目途が付いた。Brexit 後の世界的な金融市場の混乱、急激な円高進行も不動産投資市場に特に影響はなく、金融機関の不動産融資の積極姿勢継続を背景に売却環境は引続き非常に良好。会社予想は保守的とみられ上振れるだろう。期初予想に織り込まれていなかったM&A もあり、IFIS 予想は前回予想からさらに上方修正した。

中計の掲げた重点施策を着実に実施
中期経営計画の重点施策として、インバウンド施策の収益化、社外ネットワークの連携強化などを掲げており、16/12 期に入って、これらの施策に対する具体的な取組みが着実に進展した。前者への対応としては1Q にホテル開発用地を2 件仕入れ、これでホテルの再生、開発案件は累計で5 件となった。後者は注力エリアの関西圏の取組み強化、新規ビジネスモデルの構築などを狙ったもので、大阪地盤の新築分譲マンションの販売代理を手掛ける(株)ライフステージを買収したほか、リログループ(8876)の米国不動産子会社と業務提携を行った。

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