サムティ (3244・JASDAQ スタンダード)

2012/02/02

バランスシート圧縮から再拡大へ
ベーシックレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ堀部 吉胤

近畿地盤の不動産ディベロッパー
近畿地盤の中堅不動産ディベロッパー。ストックビジネスの不動産 賃貸事業をベースに、フロービジネスの投資用ワンルームマンション の開発、再生流動化事業(短期の買取再販)を展開。米サブプライム ローンを端緒とした金融危機により多くのディベロッパーが破綻に追 い込まれていった中、安定的な キャッシュフローを生む賃貸事業 が支えとなり、危機を乗り切った。 2011 年2 月に東京支店を開設し、首 都圏での再生流動化事業、投資用ワン ルームマンション開発を開始。

11/11 期業績は足踏みも回復トレンドに変化はない
11/11 期の営業利益は28.5 億円(前期比2.7%減)とほぼ横這い。 概ね期初計画線での着地。10/11 期にあった大型の業務委託フィー、キ ャピタルゲインの反動減を短期の買取再販の増加、投資用マンション の売上計上戸数の回復でカバーした。東京支店も再生流動化事業やワ ンルームマンション用地の取得で成果を上げており、業績は足踏みな がら回復トレンドに変化はない。年間配当を200 円増配の1,200 円と する。

攻めの経営に転じ、固定資産取得を積極取得する方針
リーマンショック以降の厳しい資金調達環境に対応し、バランスシ ートの圧縮を進めてきた結果、賃料収入は09/11 期の52 億円をピーク に43 億円まで減少。バランスシートの改善が進んだため、12/11 期か ら積極的な固定資産の取得に転じる方針。12/11 期は140 億円の取得を 目指す。都心の優良物件は取得競争が厳しいため、地方都市の駅前好 立地の利回りの高い物件を積極的に取得する方針。開発資金の調達環 境も好転してきたため、首都圏における投資用ワンルームマンション の開発も拡大する。

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