ウチダエスコ<4699>1Q は低調も、下期挽回を見込み、QBR 予想据え置き

2016/02/10

1Q は低調も、下期挽回を見込み、QBR 予想据え置き
リサーチノート
(株)QBR   清水  康之

1Qは減収減益。スポット案件分が剥落、増加した人件費が利益抑える
 16 年7 月期第1 四半期の連結業績は、売上高が前年同期比7.4%減の2,997 百万円、営業利益が同63.1%減の97 百万円だった。
民間市場では、14 年春のウィンドウズXP のOS(基本ソフト)サポート終了や消費税増税をきっかけにシステム更新が集中した反動が続き、パソコンの修理・設置・キッティングなどの需要が低迷、得意とする学校市場も盛り上がらず、前期1Q の業績を押し上げていたスポット案件分を取り返せなかった。その一方で前期に中途採用を積極化したことにより、新卒と合わせると従業員数が前期に1 割弱増えており、増加した人件費が利益を抑えた。

主力事業は11%減収。学校ICT案件で様子見傾向強く、自治体などの腰重い
  事業別では、ハードウェアの保守サービスやネットワークシステムの設計・施工・運用管理サービスなどを手がける主力事業「ICT サービス事業(旧、フィールドサポート事業)」の売上高が前年同期比11.3%減の1,934 百万円、営業利益が同57.0%減の138 百万円となった。前年同期はスポット案件が業績を押し上げていた反動が出た。同社では、14/7 期4Q に東京都荒川区の全小中学校にタブレット端末9200 台を配備する大型案件を手掛け、前期1Q には、それに付随する好採算の役務需要が発生していた。また、別の区の学校向けにまとまった数量の機器販売もあったが、それらスポット案件の売り上げが剥落した。加えて、例年1Q の業績に貢献していた好採算の大学向け案件の受注が、2Q 以降にずれ込んだことも響いた。学校市場では、タブレット端末などの導入意向は強く、試験的な小規模案件は増えているが、一方で他の自治体での導入事例に対する様子見傾向が強く、本格導入までに想定よりも時間を要している。

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