マックハウス<7603>3Q 累計は想定以上、足元の動向も考慮し通期予想を増額

2016/02/03

3Q 累計は想定以上、足元の動向も考慮し通期予想を増額
リサーチノート
(株)QBR   佐久間  聰

今期3Q 累計営業利益は大幅増益。既存店売上高が好調、店舗閉鎖などに伴う販管費減も寄与

16/2期3Q累計の単独業績は、売上高が前年同期比1%増の266億円、営業利益が前年同期の70百万円から7.1億円へ大幅増益となった。商品別売上高では、インナー・レッグウェアの伸長および今期からビジカジ(メンズジャケット)の販売を開始したことなどでその他(ビジカジ、インナー・レッグウェア、雑貨等)が同19.9%増と拡大した。一方、アパレルは、メンズトップスが同1.9%減、ボトムスも同0.8%減だったほか、レディースも、ボトムスは同0.2%増と微増だったが、トップスが同10.1%減と苦戦。キッズも同1.7%減だった。アパレルの落ち込みをその他で補った。

アパレルが落ち込んだのは、赤字店舗の閉鎖で全体の店舗数が前15/2期末の480から457へ減少した影響が大きかったためであり、既存店売上高は同5.2%増と好調だ。既存店売上高の伸長は、前年同期にあった消費増税前の駆け込み需要の反動減の影響が無くなったことや高気温で夏物商品の販売が好調だったことなど天候に恵まれたこともあったが、同社の施策も功を奏した。商品面では、インナー・レッグウェアの強化に加え、ビジカジの販売を開始。価格面では、290円キッズTシャツなどスーパーサプライズプロジェクトやベーシックアイテム(52品目)の値下げといった低価格戦略を推進した。これらにより、既存店客数は同3.9%増と伸び、客単価も低価格戦略の一方で高単価のビジカジなどとジーンズとのセット販売による取り組みなどで同1.3%増と伸びた。店舗展開では、既存店を改装した新業態マックハウススーパーストアが好調を持続しており、既存店売上高の底上げに寄与している。

今期3Q累計の売上総利益率は47.2%と前年同期の47.1%からほぼ横ばい。利益率の高い自社開発商品(PB)の強化など売上原価の低減に取り組んでいるが、セールや売価変更など値引きの増加で打ち消された。売上総利益は前年同期に比べ若干の増加にとどまったが、店舗閉鎖などに伴う販管費の減少により、営業利益は大幅な増益となった。


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