トランザクション<7818>15/8期は計画割れながら着実に事業領域拡大が進む

2015/11/20

15/8期は計画割れながら着実に事業領域拡大が進む
アップデートレポート
(株) ティー・アイ・ダヴリュ  藤根  靖晃

15/8 期は値上げによる買い控えから大幅に計画割れ
15/8 期は、年度平均で 16.5%円安が進んだ。同社では2月のカタログ改訂時に約7%の値上げを行い利益率の回復に努めたが、他方で顧客の買い控えが生じ、売上高は前期比1.3%増であったが計画を下回った。1)売上の減少、2)カスタムメイド製品の利益率低下、3)製品評価損・廃棄損の計上、4)㈱ゴーウェルの株式取得費用の計上、5)電子タバコ事業の先行投資、などから営業利益は前期比17.6%減、当期利益は同 41.6%減と大きく減少した。ただし、縫製品のアジアへの生産移管が完了するとともに、社内システムの整備も進み、生産・管理体制の強化は着実に進んでいる模様である。

トラベル雑貨に進出、16/8 期会社予想は必達を期す
8月末に買収した㈱ゴーウェルを軸にトラベル雑貨事業に本格進出する。㈱ゴーウェルは、オリジナル商品の企画制作を及び輸入、卸売事業を展開する。国内主要空港のショップに100箇所を超える棚を保有している。LCC の就航増とインバウンドの拡大から市場の拡大が見込めることに加えて、「新製品開発」、「仕入調達」、「販売ルート」などでシナジー発現が期待される。電子タバコ事業では、渋谷に出店したプロモーション店舗が3ヵ月で黒字化したことから、店舗展開を進める。EC販売・卸売・店舗の3体制により販売強化を推進する。16/8期の会社計画は、㈱ゴーウェルの寄与等を鑑みれば売上・利益ともにかなり慎重な計画に見える。円安進行によって、計画未達が続いたことから必達を期したものと思われる。

>>続きはこちら(878KB)

株式会社東京証券取引所
東証市場アナリストレポート   株式会社東京証券取引所
東京証券取引所・札幌証券取引所上場会社に対する投資家の理解を一層深めていただくことを目的に、第三者の専門家による客観的な分析を記したアナリストレポートです。
アナリストレポート・プラットフォーム(ARP)について
株式会社東京証券取引所では、証券アナリストによるアナリストレポートの発行機会が(時価総額が少額であるとの理由等から)比較的少ない上場会社の情報発信力拡充を目的として、上場会社側からの申込みにより、証券アナリストの独立性を担保した上で、当該上場会社のアナリストレポート発行がなされるよう取引所がその仕組みを支援するサービス(アナリストレポート・プラットフォーム:ARP)を行っております。本レポートはARPに基づき発行されたレポートです。投資者側の立場からみると、今まで発行される機会の少なかった上場会社のアナリストレポートが読める機会が増加することで情報拡充を図ることが可能となります。
ARPは、2010年10月に株式会社大阪証券取引所が構築し、2011年11月からは、証券会員制法人札幌証券取引所にARPを提供することで、投資家は札幌証券取引所上場会社のアナリストレポートも閲覧することができるようになりました。その後、2013年7月の東証への現物市場の統合に伴い、東証がARPの運営を行うことになりました。
<レポート種別について>
ベーシックレポート・・・会社を網羅的に紹介したレポート
アップデートレポート・・・決算にフォーカスしたレポート
リサーチノート・・・上記2種のレポート発行後に上場会社の経営に変化が発生した場合にアナリストの判断で発行するレポート


掲載するアナリストレポートは、レポートに記載されているレポート作成会社が信頼できると判断した情報に基づき記載されていますが、株式会社東京証券取引所(以下「東証」といいます。)、証券会員制法人札幌証券取引所(以下「札証」といいます。)及びレポート作成会社は、本レポートの記載内容が真実かつ正確であり、そのうちに重要な事項の記載が欠けていないことやこの資料に記載された企業の発行する有価証券の価値を保証又は承認するものではありません。本レポート及び本レポートに含まれる情報は、いかなる目的で使用される場合におきましても、投資者の判断と責任において使用されるべきものであり、本レポート及び本レポートに含まれる情報の使用による結果について、東証、札証及びレポート作成会社は何ら責任を負うものではありません。本レポート作成にあたり、レポート作成会社は本レポートの対象となる企業との面会等を通じて、当該企業より情報提供を受けておりますが、本レポートに含まれる仮説や結論は当該企業によるものではなく、レポート作成会社の分析及び評価によるものです。また、本レポートの内容はすべて作成時点のものです。その後の経営環境の変化により、状況が変わっている可能性があり、今後予告なく変更されることがあります。本レポートの利用に際しては、レポートに記載の「ディスクレーマー」を必ずご一読ください。


このページのトップへ