サムシングホールディングス<1408>住宅向け地盤調査・改良工事を展開。大型物件にも注力

2015/05/07

住宅向け地盤調査・改良工事を展開。大型物件にも注力
ベーシックレポート
(株)QBR  細貝  広孝

「地盤」に対する需要に一貫して対応するエキスパート
住宅地盤の調査、地盤改良工事、地盤保証などを展開する。調査の結果をもとに、同社独自工法などで地盤の改良工事を行う。また、液状化などで地盤が沈下し、建物が傾いた場合は正常な状態に戻す工事も行う。調査・工事・保証までをワンストップで行えることが強み。地盤調査・改良工事を行う連結子会社のサムシングは、地域密着型で、スピーディーな顧客対応にも定評がある。また、集合住宅や中小規模工場など非戸建住宅の大型物件にも注力しており、さらなる拡大を目指している。

新中期経営計画を策定。利益成長基調の回復目指す
 同社の業績は戸建住宅市場の低迷などを背景に14/12期に2期連続で営業減益となった。海外事業における先行投資が響いたという側面もあるが、今後は再び増益基調への軌道修正が課題となる。会社側は、新たな中期経営計画を策定。主力の地盤改良事業で大型案件と環境配慮型工法の受注拡大体制の構築と推進などで収益力強化および収益を確保するなど、利益成長基調の回復を目指す。

15/12期は非戸建住宅の拡大などで営業増益を予想
14/12期の連結業績は、売上高が前期比5%減の93億円、営業利益が同49%減の1.6億円だった。主力の地盤改良事業の減収が響いた。調査・測量、改良工事ともに棟数が減少。改良工事では非戸建住宅向けの拡大による工事単価の上昇ではカバーできなかった。海外事業の先行投資的な費用増もあり、営業利益は5割減少した。15/12期の連結業績に関してQBRでは、売上高97億円(前期比5%増)、営業利益1.8億円(同12%増)を予想。戸建住宅・非戸建住宅ともに改良工事の棟数増を見込む。大型物件比率の向上による利益率改善などで、連結全体では1割強の営業増益を見込む。

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