アイナボホールディングス(7539・東証 JQ スタンダード)

2015/02/03

15/9期は売上高が計画未達でも利益計画は達成しよう
アップデートレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ 堀部 吉胤

14/9期業績は、売上高587億円(前期比16.2%増)、営業利益18.9億円(同66.6%増)。3期連続で大幅増益。期中2度の業績予想の上方修正を発表しており、期初予想からは売上高で11.4億円、営業利益で5.8億円、それぞれ上回った。業績を牽引したのは、①消費増税前の駆け込み需要による増収効果、②技能工不足を受けた選別受注強化による大型物件事業の粗利益率の改善、③大手ハウスメーカーの戸建外壁工事において、資産効果を受け付加価値が高く高採算のタイルの採用率が上昇した、④2013年に買収したインテルグロー社の通期寄与、など。小口の戸建リフォーム工事の駆け込み需要が予想以上に盛り上がったが、効率的な技能工の手配など当社が得意とする緻密な施工管理により着実に利益に結びつけた。

15/9期業績は駆け込み需要の反動などで反落予想
15/9期会社業績予想は、売上高612億円(前期比4.2%増)、営業利益15.0億円(同20.9%減)。14/9期上期に顕著だった消費増税前の駆け込み需要の反動があるにもかかわらず、小幅増収予想になっている要因として、①仕入れ額の約4割を占めるLIXILが昨年11月に建材、設備機器を2~15%程度値上げしたことによる売上高の嵩上げ、②2015年10月の消費再増税を前提に下期に再駆け込み需要を織り込んでいた、などが挙げられる。①は当社の利益にとっては、基本的に中立要因。消費再増税の延期で下期の当期の駆け込み需要は見込めなくなり、戸建着工の低迷も続いていることから売上高は会社予想を下回るとみるが、会社利益予想は保守的過ぎるとみられ達成可能と考える。

 

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