スターティア (3393・東証1部)

2015/02/02

積極的な先行投資を吸収し、増益基調続く
ベーシックレポート
(株)QBR  清水 康之

中堅・中小企業からIT機器関連業務を受託
情報・通信システムに係る専門部署の設置が難しい中小企業を対象に、IT関連機器の販売や保守サービスを提供。ビジネスホンや複写機の販売・保守なども手がける。東京、大阪、名古屋、福岡などの大都市圏に営業拠点を設置、ドミナント戦略に基づいて、顧客からの問い合わせに対して担当者が90分以内で駆けつけられるエリアに絞って事業を展開する。近年は電子ブック作成ソフトや拡張現実(AR)コンテンツ作成サービスなどが成長ドライバー。

好採算商材の販売好調。販管費も軽く、上期は営業増益
15/3期上期の連結営業利益は前年同期比7%増の253百万円だった。ネットワーク機器の販売やAR作成サービスなどが好調に推移した。期初時点で会社側は、システム投資など積極的な先行投資により営業減益を見込んでいたが、好採算商材が伸び、賞与引当金の戻し入れや、中途採用の遅れに伴い紹介手数料や人件費が想定を下回ったことなども寄与した。なお、15/3期通期の連結営業利益について会社側は、840百万円(前期比1%増)を計画。システム更新を今期中の完了を目指して前倒しで実施するため、営業利益の伸びは一服するとしている。

投資前倒しで今期の増益は一服も、来期は再び成長路線へ
QBRは、昨年7月時点での業績予想を据え置き、15/3期の連結営業利益を900百万円(前期比8%増)、16/3期の同利益を1,200百万円(前期比33%増)と予想する。販売の好調が続くほか、6月に開設した神戸営業所も順調に立ち上がっていると見られることから、会社計画を上回る収益拡大を見込む。システム投資が完了した16/3期は売上高営業利益率も回復、大幅な営業増益になるとみる。

 

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