日本ERI (2419・JASDAQ スタンダード)

2011/10/27

震災の復興需要が追い風になろう
アップデートレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ 堀部 吉胤

12/5期業績は上方修正が濃厚
12/5期会社業績予想は東日本大震災による経済への悪影響を慎重に織り込んでおり保守的。1Q(6-8月)決算では、震災のマイナス影響は特にみられず、営業利益が3.1億円(前年同期比86.2%増)と会社計画を1.6億円上回った。足元の受注状況も順調であり、12/5期会社業績予想は2Q累計(6-11月)決算発表時に上方修正されるとみられる。営業利益は期初予想の10.5億円(前期比5.7%増)から13~14億円程度に上方修正されるとTIWでは予想している。その場合、配当性向30%を目処としているため、年間配当金は期初計画の25円から30円程度に増配となろう。

中期的に着実な業績拡大が見込まれる
業績に影響の大きい新設住宅着工戸数は、リーマンショック後の落込みから緩やかな回復傾向にある。住宅エコポイントやフラット35Sの1%の優遇金利は終了したが、縮小されながらも継続される見通しであるほか、震災の復興需要が見込まれることから今後も緩やかな回復が継続する見通し。建築確認では官から民への流れが継続していることもあり、同社を取巻く外部環境の見通しは明るいといえよう。加えて、同社では、得意とする中・大型案件に比べシェアの低い新築住宅の分野において、業界トップの豊富な技術陣を背景に、確認検査業務、住宅性能評価業務、住宅瑕疵担保検査業務、長期優良住宅認定に係る審査業務などをワンストップで受注する戦略により顕著なシェアアップが図れている。中期的に着実な業績拡大が見込めよう。

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