いちごグループホールディングス(2337・JASDAQ スタンダード)

2014/11/07

メガソーラーの買取り中断の直接の影響は特にない
ベーシックレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ  堀部  吉胤

中小規模のオフィス、商業ビルの再生流動化に強み
20億円前後の中小型オフィスビル、商業 ビルの再生流動化に強み。金融環境、不動産市況の回復を受け、自己勘定による不動産投資に再注力。収益性の低い私募ファンドの組成・運用は縮小方向で、ノンアセッ トビジネスは、傘下REITのいちご不動産投資法人(8975)を軸に展開する方針。長期安定事業としてクリーンエネルギー事業を開始。16/2 期末までの東証1部上場を目指しており、形式要件は既に概ねクリア。

15/2 期業績は会社計画線で着地しよう
15/2期2Q累計(3-8月)業績は、売上高98.7億円(前年同期比52.0%減)、営業利益31.2億円(同39.3%増)。前年同期はREIT へのブリッジ案件の売却などで売上高が膨らんだ反動で大幅減収ながら、利益率の高い物件売却やファンドからの売却配当などでキャピタルゲインは16.0億円(同3.8億円増)とむしろ増加。物件取得競争が激化する中でも高いバリューアップ力を背景に通期の不動産取得目標700億円に向け順調に取得が進み、賃貸収入が業績を牽引。下期は物件売却を調整し、期初の会社利益計画線で着地させるとみる。

ROE15%以上、JPX400 への採用を目指す
16/2 期は2014年1月に策定した中期経営計画の最終期。中計では経常利益114億円と大幅増益が継続する計画。引続き700億円程度の不 動産取得を目指すとみられ、賃貸収入をさらに拡大させながら、再生 物件を中心に売却も進めキャピタルゲインの獲得、資金回収を図る。 高い資産回転率や REIT を軸にしたノンアセットビジネスの拡大などにより ROE15%以上、JPX400 への採用を目指す。九州電力など大手電力 5 社の再生可能エネルギーの買取り中断の直接の影響は特になく、クリーンエネルギー事業は 16/2 期から営業黒字に転換見込み。

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