スターティア(3393・東証1部)

2014/09/26

 情報通信機器などの販売好調。増益基調続く
アップデート レポート
(株)QBR  清水  康之

一時要因で販管費軽く、1Qは営業黒字
15/3期1Qの連結営業損益は6百万円の黒字(前年同期は15百万円の赤字)となった。例年、1Qは収益水準が低く営業赤字になる傾向にあるが、今1Qは、ネットワーク機器の販売やスマートフォン向けAR(拡張現実)作成サービスが好調に推移し採算も改善。一時要因で売上高販管費率が低下したことも寄与し、営業黒字だった。なお、15/3期通期の連結営業利益について会社側は、840百万円(前期比1%増)を計画。実質的な拠点増設による増収を織り込まない一方で、システム更新を今期中の完了を目指して前倒しで実施するため、営業利益の伸びは一服するとしている。

投資前倒しで大幅増益は今期一服も、来期は再び成長路線へ
QBRは、7月時点での業績予想を据え置き、15/3期の連結営業利益を900百万円(前期比8%増)、16/3期の同利益を1,200百万円(前期比33%増)と予想する。販売の好調が続くほか、高水準の採用から判断すれば、新たな営業拠点の開設が続くとみており、会社計画を上回る収益拡大を見込む。システム投資が完了した16/3期は売上高営業利益率も回復、大幅な営業増益になるとみる。

海外などの進展で、17/3期に経常利益14億円超も可能とみる同社は8月に今後3カ年の経常利益計画を発表。16/3期に1,134百万円(同31%増)、17/3期で1,400百万円(同23%増)を目指すとした。QBRの業績予想でも16/3 期は1,200百万円を見込んでおり、会社計画に違和感は無い。その上で、17/3期の会社計画は、近年の増収ペ ースを加速しつつ、足元の利益率を維持できれば、既存事業の拡大だけでも達成可能であり、足元では収益化がもたついている海外事業の進展や、積極化しはじめたM&A案件の収益改善なども加味すれば、全体の収益が上振れする可能性もあるとみている。

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