エイジア (2352・東証マザーズ)

2014/09/17

1Qは人件費増で実質減益だが、想定の範囲内
リ サ ー チ ノ ー ト
(株)QBR   前田  俊明

1Qは注力分野のクラウドサービスが順調に推移
15/3期1Qの連結業績は売上高が2.2億円、営業利益が14百万円。13年10月にWebサイトおよびメールマガジンの戦略立案・企画・制作・分析サービス事業を手掛けるFUCAの株式を取得し、子会社化した。これに伴い14/3期3Qから連結決算を開始したため連結ベースでの前年同期比較は出来ないが、前年同期の単独業績との単純比較では6%増収、50%営業減益。前年同期にあった大型案件の反動はあったが、FUCAが増収に貢献したことに加え、注力分野のクラウドサービスも順調に推移した。大幅な減益となったのは、事業拡大に向け人員を増強したことで人件費が膨らんだため。同社では、人員増による人件費の増加は当初から見込んでいたものであり、1Q業績は想定の範囲内での進捗としている。QBRでは、従来から人件費負担の増加が見込まれており、1Qの利益の落ち込みにそれほど違和感はなく、概ね想定通りの進捗と捉えている。

16%営業増益の15/3期通期QBR予想を据え置き
15/3期通期の連結業績について QBRでは、売上高11.8億円(前期比17%増)、営業利益2.8億円(同16%増)の従来予想を据え置く。景気回復などで事業環境は良好と見ており、注力分野のクラウドサービスが拡大するほか、FUCAが通期で寄与することもあり、会社計画の上限となる水準を見込んでいる。新卒を中心に新たに加わった要員が戦力化するにはある程度時間が必要とみられ、利益の伸びはやや抑えられるが、1割半ばの営業増益を予想している。翌16/3期通期も売上高13.5億円(前期比14%増)、営業利益3.5億円(同25%増)の従来予想を据え置く。FUCA連結による売上高の押上げ効果はなくなるが、事業拡大に向けた陣容が整うことで幅広い案件への対応が可能になり、受注拡大に弾みが付くとみている。1割半ばの増収となり、利益の伸びも高まると予想する。

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