ティー・ワイ・オー(4358・東証1部)

2014/09/04

15/7期は5期連続増収・営業増益へ 
ベーシックレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ   藤根 靖晃

大手CM制作会社3強の一角
大手CM制作会社3強の一角。(1)広告代理店、広告主から発注を受 け、TV-CMの企画・制作を行うTV-CM事業と、(2)直接広告主に対し、 営業活動を通して国内外のWEB広告や、クロスメディア広告の受注、 納品を行うマーケティング・コミュニケーション事業を展開。制作部門別にブランドを展開すると同時に独立採算制を取る。 2009年7月末時点で117億円あった有利子負債を事業収益によって、 14年4月末には34億円にまで圧縮。自己資本比率も0.8%(09年7月末)から34.0%(14年4月末)へと大幅に改善。14年7月末には実質 無借金へ。持株比率44.1%を占めたファンド株主が13年10月に全株の売出しを行い個人投資家主体の株主構造に転換。14年1月に東証1部に指定替えとなる。

TV-CM事業を軸にマーケティング・コミュニケーション事業へ展開
売上高の約 75%を占めるTV-CM事業が主力事業。TV-CM事業の企画・ 制作、ポスト・プロダクションなどを主に電通(4324)や博報堂DYホー ルディングス(2433)など大手広告代理店に納入。売上高の約20%を占 めるマーケティング・コミュニケーション事業は、広告主との直接取引によるWEB広告、プロモーションメディア広告、などで構成される。 TV-CM制作市場は、景気変動を受け難い安定した市場であり、TV-CM事業は営業利益率10%後半台と高収益。TV-CMとWEBを組み合わせたク ロスセルの推進、ならびに海外進出する日系企業の広告活動のサポー トを目指した海外独立系AgencyのM&Aを推進する。

テレビ広告市場の回復を梃子に増収増益基調続く
経済産業省の特定サービス産業動態統計によれば広告業の売上高は2013年5月以降、消費増税直後の14年4月を除いて、前年同月比プラ スが続いている。テレビ広告も13年8月以降はプラス基調が続く。同社もTV-CM事業を中心に受注環境は良好であり、15/7期に向けて増収増益が継続すると予想される。

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