ディーブイエックス (3079・東証2部)

2014/08/18

2015年3月期業績については引き続き慎重見通し
アップデートレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ 杉山 勝彦

2015年3月期1Q業績は伸び悩み
2015年3月期の1Q業績は、売上高が前年同期比14.1%増と順調な増収を確保したものの、営業利益は同3.5%の小幅増益に止まった。2015 年3月期は2年ごとの診療報酬改定の年に当たり、同社の取扱商品の約 80%について償還価格が引き下げられた。もっとも、償還価格引き下げの影響が大きいはずの不整脈事業では、CRT-D(両心室ページング機 能付き植え込み型除細動器)、アブレーションカテーテル(心筋焼灼用カテーテル)など主力商品の販売好調に加えて、従来品からの買い替え が進むMRI対応型の償還価格の下げ幅が相対的に小さかったこともあり、事業利益は順調な増益を達成した。逆に、エキシマレーザー治療 システムなど大型の成長商品を抱える虚血事業では、コロナリーカテ ーテル、ステント、チューブなど低採算の治療用消耗品の構成比が上 昇、結果として利益率の低下を余儀なくされた。

2015年3月期の通期予想については期初予想を変更せず
ディーブイエックスは、2015年3月期の2Q累計業績について期初見 通しの段階から前年同期比9%の営業減益を見込み、通期業績について も営業利益は前年度比2.9%増に止まると予想、1Qの業績発表時もこれら見通しを変更していない。地方の新規拠点増設効果、主力商品の好調などから上方修正の可能性もあるが、虚血事業における治験費用の 負担、低採算の消耗品の構成比上昇などの影響もあり、現段階で見通 しを変更するだけの確証は得られていない。このため、TIWも、当面は前回予想(14年5月)を変更しない。

>>続きはこちら(522KB)

株式会社東京証券取引所
東証市場アナリストレポート   株式会社東京証券取引所
東京証券取引所・札幌証券取引所上場会社に対する投資家の理解を一層深めていただくことを目的に、第三者の専門家による客観的な分析を記したアナリストレポートです。
アナリストレポート・プラットフォーム(ARP)について
株式会社東京証券取引所では、証券アナリストによるアナリストレポートの発行機会が(時価総額が少額であるとの理由等から)比較的少ない上場会社の情報発信力拡充を目的として、上場会社側からの申込みにより、証券アナリストの独立性を担保した上で、当該上場会社のアナリストレポート発行がなされるよう取引所がその仕組みを支援するサービス(アナリストレポート・プラットフォーム:ARP)を行っております。本レポートはARPに基づき発行されたレポートです。投資者側の立場からみると、今まで発行される機会の少なかった上場会社のアナリストレポートが読める機会が増加することで情報拡充を図ることが可能となります。
ARPは、2010年10月に株式会社大阪証券取引所が構築し、2011年11月からは、証券会員制法人札幌証券取引所にARPを提供することで、投資家は札幌証券取引所上場会社のアナリストレポートも閲覧することができるようになりました。その後、2013年7月の東証への現物市場の統合に伴い、東証がARPの運営を行うことになりました。
<レポート種別について>
ベーシックレポート・・・会社を網羅的に紹介したレポート
アップデートレポート・・・決算にフォーカスしたレポート
リサーチノート・・・上記2種のレポート発行後に上場会社の経営に変化が発生した場合にアナリストの判断で発行するレポート


掲載するアナリストレポートは、レポートに記載されているレポート作成会社が信頼できると判断した情報に基づき記載されていますが、株式会社東京証券取引所(以下「東証」といいます。)、証券会員制法人札幌証券取引所(以下「札証」といいます。)及びレポート作成会社は、本レポートの記載内容が真実かつ正確であり、そのうちに重要な事項の記載が欠けていないことやこの資料に記載された企業の発行する有価証券の価値を保証又は承認するものではありません。本レポート及び本レポートに含まれる情報は、いかなる目的で使用される場合におきましても、投資者の判断と責任において使用されるべきものであり、本レポート及び本レポートに含まれる情報の使用による結果について、東証、札証及びレポート作成会社は何ら責任を負うものではありません。本レポート作成にあたり、レポート作成会社は本レポートの対象となる企業との面会等を通じて、当該企業より情報提供を受けておりますが、本レポートに含まれる仮説や結論は当該企業によるものではなく、レポート作成会社の分析及び評価によるものです。また、本レポートの内容はすべて作成時点のものです。その後の経営環境の変化により、状況が変わっている可能性があり、今後予告なく変更されることがあります。本レポートの利用に際しては、レポートに記載の「ディスクレーマー」を必ずご一読ください。


コラム&レポート Pick Up

このページのトップへ