三栄コーポレーション (8119・JASDAQ スタンダード)

2014/07/23

採算改善など進み、15/3期の営業利益は回復へ
ベーシックレポート
(株)QBR 堀内  敏成

家具・家庭用品、服飾雑貨などで OEM、ブランド事業を展開
同社は家具・家庭用品、服飾雑貨、家電等の輸入商社。品質の優れた生活関連用品を企画開発し、快適で夢のあるライフスタイルと社会生活に貢献するという経営ビジョンに基づき、OEM(相手先ブランドによる製造)事業とブランド事業を展開する。主力はOEM事業で、国内外の自社工場および協力工場で商品を製造。一方、ブランド事業は「ビルケンシュトック」(ドイツ製コンフォートシューズ)、「キプリング」 (ベルギーのファッションバッグ)など海外のブランドを国内に紹介し、販売も手掛ける。 14/3期の連結業績は売上高398.9億円(前期比15.4%増)、営業利益4.0億円(同69.9%減)であっ た。家具・家庭用品事業、服飾雑貨事業の伸長などが寄与して2桁増収となったが、円安によるコスト増により、営業利益以下で大幅減益を余儀なくされた。

15/3期以降、営業増益を回復すると予想
15/3期の連結業績についてQBRでは、会社計画と同額の売上高400.0億円(前期比微増)、営業利益8.3億円(同2.1倍)を予想する。外為市場での円安の一服に伴う売上総利益率の改善、家電事業などにお ける収益構造改革などの効果などから、全体の営業利益は大幅に回復するとみている。続く16/3期は、売上高で前期比3%増の411.0億円、営業利益で同14%増の9.5億円を予想する。家具・家庭用品事業が増収を回復するほか、服飾雑貨事業も増収を維持しよう。会社側の中長期的な経営構想に沿ったOEM事業の伸長による業容の拡大、ブランド事業の拡大に伴う収益性の改善が徐々に進むとみている。

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