大阪工機 (3173・JASDAQ スタンダード)

2014/07/18

切削工具が柱の専門商社、国内外で展開力を高める
ベーシックレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ 高田  悟

顧客の生産性向上への貢献を強みとした展開により成長
2012 年 3 月上場の切削工具に特化した専門商社。切削工具が売上の 大半を占める。切削工具は工作機械の先端に装着される。そして、金 属表面の加工に使われる。工具選びの巧拙が加工速度や生産性に直結 する重要な部材である。当社は世界シェアの 6 割をカバーする国内外の有力メーカーの商材 を取り扱う他、国内には類似品のない商材を 自社ブランドとして発売する。顧客の生産性に 寄与する高い提案力に加え、豊富な品揃え、 即納体制を強みに直販と卸の販売体制を敷き 成熟する市場で着実にシェアを伸ばしてきた。

15/3期は切削工具牽引により営業過去最高益更新を予想
14/3 期は主力切削工具事業の 2 件のM&A等による後半の伸長に加 え、猛暑等による耐摩工具事業の増益で主に海外における先行費用を 吸収し 2 期ぶりの営業増益となった。15/3 期は主力の切削工具事業に おいて前期のM&Aに伴う新規連結がフル寄与する、消費増税影響か らの自動車業界向けは伸びの鈍化を見込むが、航空機業界向け等への 増加が見込めるなどから前期比 70.1%増の大幅増益を想定。切削工具 事業牽引により連続で営業過去最高益更新を当社は予想。TIW は耐摩工 具見通しが従来どおり慎重から当社計画過達を予想。なお、1Q(4-6 月) は切削工具堅調により大幅増益で順調に発進したと見られる。

東日本地域と海外の強化が進み一段と成長余地が高まる
主力の切削工具事業では関東地盤の大手ユーザーを顧客とする販社 2 社の買収等により成熟市場で更なるシェア向上が見込めよう。一方、 海外事業においては先行する中国現法の順調な成長に加え、今後日系 の生産拡大が見込めるメキシコ、インドに 1 年半前に進出を果たした。 手薄であった東日本地域と海外成長市場における昨今の展開力の高ま りから、TIW は一段の成長が期待できる局面に入ったと考える。

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