ディーブイエックス(3079・東証2部)

2014/05/23

小幅増益予想ながら、中期成長に不安は見当たらず
アップデートレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ   杉山 勝彦

2014年3月期は大幅な増収増益を達成
2014年3月期は、前年度比15.5%の増収、同15.3%の営業増益を達成、 会社予想、TIW予想をいずれも上回る好調な決算だった。円安による輸入仕入価格の上昇、人件費の増嵩、治験費用の発生などコスト増があったものの、営業拠点の拡充効果に加えて、MRI対応型ペースメーカー、 CRT-D(両心室ページング機能付き植え込み型除細動器)、アブレーションカテーテル(心筋焼灼用カテーテル)など主力商品の販売が好調に推移し、収益拡大に貢献した。

2015年3月期業績は償還価格の改定を懸念し小幅増益を予想
ディーブイエックスでは、2015年3月期は2年毎の保険償還価格改訂年度に当たり、4%程度の償還価格引き下げが懸念されるとしており、さらに、消費税の影響が不透明、治験費用の負担継続などを理由に、前年度比4.4%の増収、同2.9%の営業増益と、小幅な増収増益を想定している。たしかに、今後、売上高、利益が上方修正される可能性はあるが、現時点では、不透明材料が多く、明確な見通しを立てるのは難しい。このため、TIWも、当面は下表のとおり前回予想(14年2月)の微調整に止める考えで、前年度比4.1%の営業増益を予想する。

拠点増設と新商品の台頭に期待、中期成長への不安小さい
今後は、営業の空白地域を埋めることで需要の掘り起こしを進めるとともに、超音波カテーテル、ポイントナイン・カテーテルなど新商品の寄与が高まる見通しで、中期成長力に対する不安は少ない。

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