サンセイランディック(3277・東証2部)

2014/05/13

13/12期の大幅増益に続き、14/12期以降も業績続伸へ
アップデートレポート
(株)QBR   真下  弘司

住宅の底地の流動化を主力とするニッチトップ企業
旧借地法に基づく住宅の底地の流動化を主力とする。相続発生などに絡んで底地を仕入れ、権利関係を調整後、主に借地権者に販売する。 底地の取扱を専業にする不動産会社はほかになく、底地の取扱でシェ アトップ。このほか、老朽化した木造アパートなどの居抜き物件(借家権付土地建物)を取得し、賃貸借契約を合意解約した後、戸建業者などに販売する事業を手掛けている。デザイナーズ注文住宅にも展開。

13/12 期は居抜き物件の利益率が異例の高水準に
13/12期業績は、売上高91.8億円(前期比3.0%減)と微減収ながら営業利益は9.1億円(同 77.9%増)と急伸。期初の会社予想に対して、売上高は大型物件の期ずれなどから16.5億円下回ったが、営業利益は建築事業の赤字工事発生を跳ね返し、2.5億円上回った。居抜き物件の粗利益率が不動産市場の活況を受け計画を18.8ptも上回る37.4%(同20.7pt 増)と異例の高さになったことや、主力の底地の粗利益率 も販売が順調に進捗したことから38.5%(同4.4pt増)と計画を9.4pt 上回ったことによる。

14/12期も順調に業績は拡大見込み
13/12期の仕入高は63.8億円(前期比7.0%減)とやや物足りなか ったが、大型の期ずれがあったことなどから販売用不動産が積み上が り、14/12期は不動産販売事業の売上計画約100億円の7割を期初時点 で仕入れ済みと近年にない余裕のあるスタートとなっている。建設事 業の赤字が消える一方、13/12期の居抜き物件の粗利益率が出来過ぎだ った反動や、底地で3年超の長期滞留在庫5億円強のバルクセールを 予定していることなどから不動産販売事業の粗利益率が低下し、増収 率の割には増益率が抑えられるものの、順調に業績は拡大する見込み。

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