ベルパーク(9441 ・JASDAQ)

2014/03/14

乗り換え、機種変更販売で成果、着実な増収益を確保
ベーシックレポート
(株)ティー・アイ・ダヴリュ 杉山 勝彦

ソフトバンクショップを中心とする携帯電話販売代理店
ソフトバンクショップを中心に運営する独立系の携帯電話販売代理店。独立系代理店としては最大規模を誇る。過去、積極的なM&Aの実行と経営努力より企業規模は急成長を遂げてきた。14年2月末現在、運営するソフトバンクショップは228店舗、このほか、ウィルコムプラザ、 auショップ、アップル専門店を運営しており、グループ全体では255店舗を数える。13年12月期における端末の総販売台数は、乗り換え機種変更販売を中心に前年度比5.3%増え、過去最高水準を更新した。 業界全体が店舗販売員の確保と育成に苦しむなかで、スキルに優れた正社員の販売員を各店舗に揃え、 CS(顧客満足度)の高いキャリアショ ップとして高い評価を得ている。

乗り換えや機種変更販売の増加によりコストアップをカバー
携帯電話の販売代理店の収益源は、端末の仕入価格と販売価格の逆ザヤを解消するための販売手数料と、獲得した加入者の1人当たり月間利用料に一定の料率をかけた継続手数料で、近年は、スマホを中心に新機種の販売や他キャリアからの乗り換え(MNP)の手数料率が中心に なっている。また、3キャリアによるiPhoneの販売を契機に、キャリア間の加入者獲得競争が激化しており、顧客還元(キャッシュバック)の ための販売促進費の支出が急増している。 こうした厳しい事業環境の中で、ベルパークは乗り換えや機種変更販売に全力を挙げるとともに、人材確保とCS(顧客満足度)の向上に努め、業績は堅調な増収増益を確保している。13年12月期は、2度にわたる上方修正の後、営業利益は09年12月期に次ぐ高水準を達成した。ここ数年、収益の圧迫要因になっていた粗利単価が高い端末の構成比の 低下も改善方向にあり、14年12月期も着実な増収増益を見込む。

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