朝日ラバー(5162・JASDAQ スタンダード)

2014/03/11

自動車向けが順調に拡大、従来予想を小幅増額
リサーチノート
(株)QBR 豊田 博幸

投資負担吸収し、14/3期3Q累計は17%増収、営業利益は2.1倍
14/3期3Q累計の連結業績は、売上高が前年同期比16.6%増の41.9億円。事業セグメント別に売上高をみると、工業用ゴム事業が同17.7%増。自動車生産台数の堅調な拡大を背景に主力の「ASA COLOR LED」の 拡大が貢献した。医療・衛生用ゴム事業は同12.4%増。利益面では、マイクロ流体チップなど新製品立ち上げに伴う費用負担などを、全社的な経費節減・見直し効果により吸収し、営業利益は同2.1倍の2.4億円、純利益は同85.2%増の1.4億円になった。

会社は従来計画を小幅増額
3Q累計実績は社内計画をわずかながら上回ったようだ。足元の受注も順調な模様で、会社は従来計画を 増額修正した。売上高が55.0億円→55.8億円(前期比16.5%増)、営業利益が2.2億円→2.8億円(同2.1倍)、純利益が1.2億円→1.5億円(同95.4%増)に見直した。4Qに入り、医療・衛生用ゴム事業の受注がやや弱いようだが、「ASA COLOR LED」が自動車向けに健闘。全社では従来計画を上回る受注を獲得してお り、14/3期売上高を増額。利益面では売上増額に加え、原価低減効果で、新製品立ち上げに伴う費用を吸収するとして営業利益を増額。純利益は営業利益の増加に加え、為替差益の拡大なども見込み増額した。

足元の状況を踏まえ、QBR予想も増額
足元の受注が順調に拡大していることを踏まえると、会社計画はやや保守的と判断し、QBR予想も次のよ うに増額する。QBRによる14/3期連結業績予想は売上高が55.5億円→56.0億円(前期比16.9%増)、営業利益が2.5億円→2.9億円(同2.1倍)、純利益が1.4億円→1.5億円(同95.4%増)に見直した。会社計 画の見直し同様、「ASA COLOR LED」が自動車向けに健闘することが主因だ。会社計画に比較し、売上高および営業利益はわずかに上回るが、特別損失に事業改善費用などの計上があるとみて、純利益は同額に。 続く15/3 期も増額。売上高が60.5億円→61.5億円(前期比9.8%増)、営業利益が3.5億円→3.7億円(同27.6%増)、純利益が2.0億円→2.1億円(同40.0%増)に。「ASA COLOR LED」の好調に加え、マイクロ流体チップも貢献し、売上高を増額。費用も増大するが、原価低減で吸収するとして、利益も若干増額する。

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