アールテック・ウエノ(4573・JASDAQ スタンダード)

2013/11/26

適用疾患の拡大、市場の拡大が順調に推移
アップデートレポート
㈱アドバンスト・リサーチ・ジャパン  山田 義久

レスキュラ、Amitizaの受託製造・販売が堅調
株式会社アールテック・ウエノ(以下:同社)が 11月12日に発表し た第2四半期決算によると、売上27.9億円(前年同期比+52.5%)、営 業利益7.1億円(前年同期比+132.7%)の着地となった。同社が受託製 造・販売を行っている2つの治療薬:レスキュラ、Amitizaは、その適 用疾患の拡大、市場の拡大が順調に行われ、足下の業績の底上げに貢 献している。加えて、Amitizaの販売価格の見直しが Amitizaの売上、 利益率を大幅に改善し、同社は7月16日に業績上方修正を発表した。 第2四半期終了時点における売上、営業利益、当期純利益の進捗率は、 いずれも会社予想に対して 50%を上回り、足下の業績は引き続き堅調で あると評価できる。今期、来期ともに、同治療薬の製造・販売は会社 予想通りか、それを上回る水準で推移すると考えられる。

パイプラインの現金化、最短で2014年後半か
同社は、中長期成長戦略の中で、「核となる新薬パイプライン」として、 網膜色素変性治療薬(UF-021)”オキュセバ”パイプラインと、重症 ドライアイ治療薬(RU-101)パイプラインを定義し、上市またはライ センスアウトに向けて、積極的に研究開発を進めている。網膜色素変 性治療薬パイプラインについては、公的機関の支援を得ながらフェー ズ3を進めており、最短で2016年の上市。一方ドライアイ治療薬パイ プラインについては、米国における臨床試験においてフェーズ2を開 始しており、最短で2014年後半にライセンスアウトが見込まれている。 しかし、そのエグジットの金額、タイミングについては、これから明 らかになるものが多く、業績予想に加えるのは控えたい。

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