ワッツ(2735・東証第二部)

2013/11/07

ローコスト経営、海外展開加速等で収益成長続く見通し
アップデートレポート
㈱QBR 堀内 敏成

13/8 期は円安など事業環境の悪化のなか、増収増益確保
13/8 期の連結業績は、売上高417 億円(前期比2.4%増)、営業利益 20.7 億円(同0.9%増)となり、連結決算を採用した05/8 期以降8 期 連続の営業増益を達成した。100 円ショップの直営店は前期末比132 店 舗増加。既存店売上高は前期比0.5%減少。売上総利益率は円安進行の 影響を被りつつも、直営店比率の向上、利益率の低い食品部門の売場 縮小、雑貨部門の強化などが寄与して前期比横ばいを確保。既存店の 改修費用など経費増の影響をカバーし、営業増益を確保した。会社計 画(売上高422 億円、営業利益23.0 億円)に対しわずかに及ばなかっ たが、競合激化に伴う上期における新規出店の遅れ、小型出店の増加 などが影響した。円安の進行を含めた事業環境の悪化のなか、増収増 益を確保したことは評価に値しよう。

マレーシアへの出店などアジア展開が加速へ
タイでは14/8 期、4 店舗の新規出店を計画。現地企業との合弁によ り、外資規制をクリアしたことで、今後多店舗化を推進する意向。マレ ーシアでも4 店舗の出店を計画しており、現地の大手食品卸売企業との 合弁を進め、FC を交えた多店舗化を推進する。また、ミャンマー、ベト ナムでもFC 展開を推進する方針。さらに、豪州、ニュージーランドへ の出店を検討している。100 円ショップ業界では海外展開において、最 大手のダイソー(非上場)が先行しており、13 年3 月末実績で25 カ国 に700 店舗を展開しているが、同社(ワッツ)の海外展開も軌道に乗っ てきた。基本戦略とするローコスト経営を支えに、中期的に収益成長が 続くと予想する。

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