きちり(3082・東証第二部)

2013/10/23

直営店舗事業の好調に加え、新規事業も寄与
ベーシックレポート
㈱QBR 細谷 雅弘

20代から30代の女性が主力顧客の外食企業
「KICHIRI 業態」を主体に展開する飲食業。単に料理を提供するだけでなく、「おもてなし」、「豊かさ」、「楽しさ」など付加価値を提供するのが特色。低価格戦略で集客を図る居酒屋とは一線を画す。顧客層は 20代から30代の女性が主体。タニタ食堂など話題性の高い業態の運営も手がけるなど多様な飲食業へ対応する能力が高い。13年6月30日現在の店舗数は68。

13/6期は4期連続の営業増益を達成
13/6期の単独業績は、パブレストラン/居酒屋に厳しい状況が続いたが、魅力的な店舗による集客効果で既存店売上高が前期並みに着地できたことや、首都圏を中心にした積極的な出店攻勢(出店9、退店3)などが奏功し、売上高が前期比7.8%増の62.2億円。営業利益は新規事業のプラットフォームシェアリング事業(フランチャイズに近い概念の手数料ビジネス)も寄与し同27.3%増の5.7億円になった。4期連続で営業利益は増加した。

中期的に売上高営業利益率の改善が続く
外食産業には依然厳しい環境が続くが、積極的な出店攻勢(年間10店程度)や、新規事業であるプラットフォームシェアリング事業の寄与拡大、顧客増のために無理な値下げをしないなど採算重視の経営姿勢を維持するとみており、今・来期ともに増収増益が続く見通しだ。利益率も順調に改善。QBR による15/6期売上高営業利益率は10.9%(13/6期実績9.1%→14/6期QBR 予想9.9%)と、10%超を達成する見通し。会社ではプラットフォームシェアリング事業の拡大に注力する意向を示している。契約店舗数の拡大による仕入コストの低減メリットなどもあり、中期的に売上高営業利益率の改善が続く見通しだ。

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