アベルコ(7539・JASDAQスタンダード)

2013/07/09

タイル・住設機器の工事・販売の大手企業
ベーシックレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 堀部 吉胤

戸建住宅の外壁・住宅設備工事が主力
関東地盤の内外装タイル、住宅設備機器の専門工事会社大手。卸販 売も手掛ける。製造部門は持たず、LIXIL などから商材を仕入れている。 主力の戸建住宅向けの外壁・住宅設備工事の平均請負工事単価は50 万 円程度と小さいが、効率的なバックオフィスの構築などにより着実に 利益をあげている。直傭の技能 工は抱えず、技術研究センター における外注技能工の養成など により技能工を囲い込み、高い 施工力を実現。2 月に中京地盤 のインテルグロー社を買収。10 月に持株会社体制に移行へ。

13/9 期会社業績予想は保守的で計画を上振れよう
13/9 期2Q 累計(10-3 月)業績は、前年同期比3.3%減収ながら大型 物件事業における不採算工事の減少などから工事利益率が改善し、営 業利益は7.4 億円(前年同期比44.8%増)と期初計画を1.0 億円上回 る好決算となった。下期からインテルグローがP/L 連結されることを 反映し、通期会社業績予想は小幅上方修正されているが、工事利益率 の改善が想定以上となっていること、下期に入り消費増税前の駆け込 み需要によりリフォームの受注が想定以上で推移していることから、 営業利益は修正予想の8.1 億円を上回る10.5 億円程度になるとみる。

14/9 期は引続き大幅増益を予想する
今年9 月末までに請負工事契約を締結すれば、引渡が来年4 月以降 になっても現行の5%の消費税率が適用されるため、13/9 期末に向け 戸建住宅事業の受注は一段と盛り上がろう。14/9 期は豊富な受注残の 消化や、インテルグローの通期寄与などにより、引続き大幅増益にな ると予想する。中長期的には、駆け込み需要の反動、人口減少による 住宅需要の減少が懸念されるが、シェアアップ、取扱商材の拡大、M&A による事業エリア拡大などで、業容を維持拡大しよう。

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