VTホールディングス(7593・JASDAQスタンダード)

2013/06/28

M&A 戦略を柱に成長を続ける自動車販売大手
ベーシックレポート

㈱ティー・アイ・ダヴリュ 高田 悟

M&Aによる拡大が続く、収益力も業界屈指
ホンダ系ディーラーとしてスタート。名証上場後M&Aによる事業基 盤拡大を積極的に推進する。低収益に苦しむ販社を買収し当社開発の 経営手法注入により短期間で収益化することを最大の強みに高成長を 続ける。ホンダ系販社1 社と日産系販社4 社を中心とした新車・中古 車販買、点・車検及び金融サービスなどが事業の中核。たゆまぬ経営 効率の改善により業界屈指の収益力を 誇る。国内自動車市場縮小が懸念され る環境下、中古車輸出、海外ディーラ ー、レンタカー、などの事業にも注力 する。

前期に続き14 年3 月期は過去最高益更新を計画
13/3 期の営業利益は前期比17.2%増の78 億円となった。4 年連続で過 去最高益を更新した。傘下の既存販社の業績堅調推移に加え、新規連 結の日産サティオ埼玉の収益が当社ノウハウで大幅に改善したことな どが増益に寄与した。14/3 期は同じく前期新規連結の英国三菱系販社 で収益改善が一段と進む見込み。加えて、主にホンダ系での新型車効 果などにより当社は同5%増の営業増益を計画。TIWは当社想定以上 の新車販売、サービス収益を見込み会社計画を上回る着地を予想。

積極的なM&Aによる新たな成長が期待される
13/3 期末の自己資本比率は09/3 期末の11.3%から25.4%へ改善した。 リーマンショック後の一時的な業績悪化後は増益基調となった、財務 健全化に優先的に取り組んだ、昨年は国内外で販社2 社を買収したが それまでは大型M&Aが一服した、などによる。財務指標の改善、昨 年11 月の「固定株価資金調達プラン」という手法での第三者割当てに よる新株予約権発行、などにより次のM&Aへの布石が着実に打たれ たと見る。候補案件は国内にまだ多く残るもよう、被買収先の早期収 益改善は実証済み、などからM&Aによる新たな成長に期待がかる。

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