日進工具(6157・JASDAQスタンダード)

2013/06/28

下期に向けての販売回復を想定。今期は営業増益へ
アップデートレポート

㈱QBR 谷林 正行

前期はコスト増で増収・営業減益
13 年3 月期の連結業績は、売上高5,997 百万円(12/3 期比4%増)、営 業利益921 百万円(同4%減)となった。主力の小径エンドミルが増収と なり、LED ランプの加工などに用いられるCBN(立方晶窒化ホウ素)工具 などが好調だったが、減価償却費、人件費や広告宣伝費などの販管費 が増加したため、増収・営業減益となった。四半期ごとの推移をみると、 13 年3 月期第1 四半期(12 年4-6 月)をピークに第4 四半期4Q(13 年1 -3 月)にかけて売り上げが減少。第4 四半期に代理店の在庫調整など の影響を受け、会社側の期初計画を下回ることになった。

自動車メーカー向けなどの販売増で今・来期は営業増益予想
会社側の14年3月期の連結業績計画は、売上高6,340百万円(前期比6% 増)、営業利益1,000 百万円(同8%増)。円高修正や国内景気回復、堅 調な米国経済などにより、自動車業界向けが下期に向かって回復して いくとみている。海外拠点設立の効果なども見込む。1 株当たりの年間 配当は、前期は期末のみ39 円だったが、今期は期末のみ40 円を計画。 QBR の14 年3 月期連結予想は、売上高6,300 百万円(同5%増)、営業 利益1,000 百万円(同8%増)を据え置く。税金費用の見直しなどで純利 益は570 百万円→620 百万円(同18%増)へ。日系自動車メーカーの緩 やかな生産拡大などによりカーエレクトロニクス製品向けの需要が増 加するとみている。販管費の増加は低く抑えられると想定し、今期は 増収・営業増益へ。15 年3 月期のQBR 連結予想は、売上高6,650 百万円 (14/3 期QBR 予想比6%増)、営業利益1,100 百万円(同10%増)。自動 車メーカー向けなどへの販売増が続くと想定している。

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