ディーブイエックス(3079・JASDAQスタンダード)

2013/06/03

エキシマレーザー治療システムが本格普及期に
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 杉山 勝彦

前13年3月期は予想を上回る大幅な増収増益を達成
心臓疾患系医療機器・器具の販売会社で、ペースメーカーなど不整脈 疾患関連機器のほか、心筋梗塞など虚血性心疾患関連機器も扱う。
前2013年3月期業績は、前年比11.6%の増収を達成し、営業利益は同 26.0%増、当期純利益は同43.4%増と想定を上回る好決算になった。 12年4月に同社の取扱商品の償還価格(保険適用価格)が6.8%引き下げ られ、病院側からの値下げ要請も厳しかったが、不整脈事業では、エ リア拡大による新規顧客の獲得策が奏功し、主力商品の心房細動治療 用のアブレーションカテーテルやCRT-D(心臓のポンプ機能が低下した 患者に対する両心室ペーシング機能付き植込み型除細動器)などの販 売数量がそれぞれ20%以上伸びた。他方、虚血事業では、主力の自動 造影剤注入装置が堅調だったほか、期待のエキシマレーザー治療シス テムの装置本体の販売が増え、つれて消耗品のカテーテルの販売も急 増、収益に大きく寄与した。

今14年3月期業績は小幅増益の予想 中長期展望は明るい
今14年3月期は、引き続き販売数量の伸びが見込める。半面、円安に 伴う仕入れコストの上昇が懸念されるほか、エキシマレーザー治療シ ステムの新たな応用分野に係わる治験コストも負担になる見込みで、 業績は小幅な増益に止まる見通し。ただし、(1)営業エリアの拡大余地 はまだ大きい、(2)エキシマレーザー治療システムが本格的な普及期に 入った、など明るい材料も多く、中長期的な事業展望に引き続き大き な不安は見当たらない。

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