アールテック・ウエノ(4573・JASDAQスタンダード)

2013/05/29

日本発、世界初の治療薬創出を目指すバイオベンチャー
ベーシックレポート
㈱アドバンスト・リサーチ・ジャパン 山田 義久

眼科領域における日本発、世界初の治療薬開発
株式会社アールテック・ウエノは、東京都に本社を構える創薬ベンチ ャー企業である。医学博士でもある真島社長のもと 「Physician-Oriented New Drug Innovation」(臨床医による新薬開発) をテーマとし、これまで有効な治療薬のない眼科・皮膚科疾患を主な ターゲットとして新薬の開発を行っている。直近では網膜色素変性治療薬(UF-021)”オキュセバ”また重症ドライアイ治療薬(RU-101)に注力しており、眼科領域において日本発、世界初の治療薬の創出を目指す。特に網膜色素変性治療薬(UF-21)については、独立行政法人科学技術振興機構(JST)より、研究成果最適支援プログラム A-STEP に選出され、多額の研究開発費の支援を受けることになった。多額の資金 と公的機関が同社の研究開発を強力に後押しする。

黒字経営を可能にする盤石の収益基盤
現時点で同社の収益基盤となっている既に上市されている2 つの医薬 品:レスキュラ、Amitizaの製造販売からの収益は、同社の研究開発費を補った上、バイオベンチャーながら盤石の黒字経営を長期維持させ ている。さらにAmitizaに関しては、市場のグローバル展開、そして治療薬として適用拡大を同時に進めることにより、販路の拡大を図っ ている。

今期、上方修正の可能性もあり
前期に開始したAmitizaの日本国内販売における受注が予想以上に順調に推移している。また、今期より米国においてオピオイド誘発性便 秘症(OIC)治療薬としての販売が開始される可能性が高いが、いずれも同社の今期会社予想に含まれていない。双方が順調に推移した場合、 前期同様に上方修正が発表される可能性もある。

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